ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

センチュリーラン笠間スタッフ

2016-09-06 08:21:09 | 自転車
今年もセンチュリーラン笠間のスタッフをさせていただいた。
自分で走りたい気持ちもあるが、たくさんの人が一生懸命に走り、ゴールして安堵と満足感と喜びが混じった表情を見るのが好きなのだ。
ゴールした人たちにお疲れ様でしたと声をかけると、様々な声が聞こえ返ってくる。疲れきってしまいうなづくしかない人もいるりそれぞれに返事は違うもののその一つ一つに、長いライドを終えた充実感が漂っている。それらの一つ一つに、その人の今日のセンチュリーランのライドを重ね合わせて、想像してみる。
センチュリーランは、人生になぞらえることもできる。
みんなが、同じく道を走るがある、それぞれの心に現れる起伏はかならずしも一緒ではない。全力で失踪する人、仲間と声をかけ励まし合いながらなんとか走る人、ワイワイと賑やかなグループで走る人、ドキドキしながら挑戦する人、リタイアするかどうかギリギリ悩みながら走る人、いろいろな走りがある。センチュリーランは、レースではない。速い遅いはそれほど意味が無いように思う。その時間にどれだけ自分の走りを通じて人生を感じることができるかだろう。そう考えると、センチュリーランは、まさにその人の人生の時間への向き合いが現れるイベントの気がする。
来年も、皆さんが安全にライドできるようにスタッフをさせていただこう。
お疲れ様でした。また、来年もお待ちしております。