ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

安中から碓氷峠

2016-09-02 07:33:26 | 自転車
最近、自転車に乗ったと実感できる旅をしていない。心の底に澱のように溜まっていく欲求不満には抗えない。高崎に出張があったので何とか半日くらいの時間をひねり出した。さて、そうなるとどこを走るかだ。地図を引っ張り出して眺めながらあれこれと思案してみた。まず、思いついたのは天狗党の足跡を追う旅の続きをすることだ。前回の旅は下仁田から峠を越えた。今回は、高崎付近から下仁田までの足跡を辿るのはどうだろうか。これもいいが、達成した充実感が不足する気がした。地図を見ると、軽井沢が近くにある。半年前くらいにブラタモリで軽井沢から中仙道を降って横川へ歩いた番組を思い出した。そうか。中山道か。街道には宿場町がある。もしかすると江戸時代の名残がある宿場町があるかもしれない。陣屋や旅籠、関所、杉並木。そして、軽井沢までの上り坂。いろいろ空想し、楽しくなってきた。そうだ。決まりだ。中山道を行こう。そこから、ネットで調べた。高崎からの中山道の情報があった。これを使おう。もっと情報が欲しいが、それは市役所や観光協会で仕入れよう。そして、当日、車にマウンテンバイクを積んで安中市役所に向かった。入口近くにいる案内の女性に中山道を歩きたいので情報が欲しいと伝えると、パンフレットを数枚渡してくれた。これ以上の情報となると別の場所へ行かなければならないという。時間ももったいないので、今日は、もらったパンフレットだけを頼りに走ることに決めた。

以下、書いている時間がないので写真を撮るのみとする。

今回も、なかなかよい旅であった。また、続きをやりたいと思う旅であった。