電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

感電はなぜ危ないのか

2014-01-16 08:12:37 | うんちく・小ネタ

子どものころに知らずによく感電していたものです。

 角型電池(9V電池)の電極に舌を当てて、

 『なんかビリビリするなあ。』と遊んでみたり、

  9vpiri

 コンセントにヘヤピンを差し込んで火花をだしたりして、

 車のバッテリー(12V)もショートさせると結構な火花がでます。

  <それ以上の記述は、教育上よくないので省略します。>

ましてや、100V以上の電圧は恐ろしや・・・

電気が危険な理由として、

 ①感電すると人体に悪影響がでる。 

 ②感電すると筋肉が思わぬ動きをして、2次災害が発生する。

皮膚の下は、ほぼ水の体液です。

 また、筋肉は、微弱の電気信号で動いています。

皮膚が乾燥していれば、数十Vでも我慢できても、濡れたり、

 皮膚以外は電気が流れやすいので、ひどければ火傷をしてしまいます。

 電圧が高いと、皮膚を通った電気は身体の中を通り、

 心臓や筋肉の動きを阻害して硬直します。

もし、

 感電して硬直している人を見たら、

  ①ブレーカーや配線を電源から切り離す。

  ②または、靴で蹴り飛ばしたりして、自身を保護しながら、

   感電した人をその場から離す。

  ③ ①及び②の処置で感電者を電気から引き離した後、

    感電者の状態を確認し、最悪の場合、救急車を呼ぶ。

   ◆心停止の場合もあります。

また、感電すると、筋肉が意思と関係無しに動くことがあります。

 角で打ったり、飛ばされたりしての怪我もあります。

Kanden

とにかく、

 電気は危ないものとして注意しましょう。

ただし、

 冬になって服が擦れたりしての静電気バシについては、

 絶対的な電気量が少ないので、

 衝撃があるものの、人体への影響は少ない様です。

                             ・・・・ 電管太郎


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