電気機器や配線の絶縁とは、
電気的に地面に電気が流れにくい状態で、絶縁を保つが大切です。
絶縁抵抗測定器(通称:メガ)で『絶縁抵抗値』を測定します。
通常の100V電気機器の規定値は0.1MΩ以上が必要となります。
(動力200V回路の規定値は0.2MΩ以上)
絶縁抵抗値を測定する場合は、
(100V出力のメガで絶縁を測る時には、線間に直流の100V出ています。)
『絶縁抵抗値』が小さくなると、
地面に電気が流れる漏電が発生しやすくなります。
漏電が発生すると感電・火災の元となりますので、
常に、絶縁抵抗値の規定値以上の確保が必要となります。
絶縁抵抗値が小さくなる原因は、
電気機器や配線が古くなったり、配線工事に絡んでの誤配線などが
ありますが、
何にしても、絶縁抵抗値の不良(絶縁不良)を確認したら、
原因の確認と改善処置が必要です。
・・・・ 電管太郎
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