蛍光灯器具の安定器について、新旧タイプとの比較です。
(旧タイプ)鉄心安定器
・重い(鉄と銅の塊)
・効率が若干悪い(力率改善用コンデンサー入りはOK)
・使用電圧が決まっている。(100V or 200V)
・寿命が10年程⇒天井にたくさんある場合には、時を同じくして順次壊れていきます。
(内部の絶縁部分の劣化での漏電、断線が主な原因)
(新タイプ)電子安定器
・軽い(電子回路)+内部保護装置付き
・効率が良い
・使用電圧がフリー(100Vから200Vまで同じものが使用できます)
・寿命が10年くらいですが、実績的に不明
(ただし、電子回路の各部品の損傷で左右されます)
と構造がちがいます。
寿命の定義は『初期の光度の70%』です。
蛍光灯は、1000時間前後となります。
実際に一番の違いが、
新タイプは、蛍光灯の蛍光管の異常を確認すると、
保護装置が動作して点灯を停止させます。
旧タイプは、蛍光灯の蛍光管の両端が黒くなるまで使えますので、
以外と長く時間点灯します。
【最近の蛍光灯】(新タイプ)を使う時に
蛍光管の両端が黒くないのに点灯しないのは、
器具不良のような気がしますが、
実際には、蛍光管の寿命なのです。
ところで、
最近は省エネと称して蛍光管だけを抜いている
ところがありますが、
空運転の時、
安定器からは、点灯用の高電圧が常時発生していますので、
とても照明器具には良くない。(早く故障します)
できたら、スイッチでの省エネをお勧めします。
※スイッチの話は後日
それから、
LEDが普及しても蛍光灯がなくなることはありません。
・・・・ マっちゃん
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