中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

独自商品と独自サービス

2014年12月29日 07時18分03秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「マイナー魚で驚き演出」
・こんな料理は食べたことがない。愛知県岡崎市にある海鮮居酒屋「龍のおとし子 東岡崎店」は連日お客が驚きの声をあげる姿が頻繁にみられる人気店だ。
・店舗面積は33坪(109㎡)で月商は680万円と好調だ。
・夜の客単価は3,750円と居酒屋としては高め。しかし会計時にお客から「えっ、たったそれだけでいいの?」と驚かれることも多い。
(引用:2014/11/28 日経MJ)

とのことです。

経営するのはプロ・スパーという水産加工と海鮮卸の会社で全国302の漁協や漁師、水産会社とのネットワークを持ち1200店の飲食店との取引があるそうです。

最近はやりの、「珍しい魚」を扱うのが特徴のようですね。

水揚げされた地域では漁師さんなどが自家消費するような魚、鮮度落ちが早く通常の流通ルートに乗りにくい「ハチビキ」、水深300m以上の深海に生息するキスに似た「ギス」、西日本の漁港以外ではあまり知られていない刺身や煮付けにするとおいしい「アカエイ」などマイナーな魚の扱いで他店との差別化を図っているとのこと。

こうした珍しい魚や量がすくない魚などは大手が扱いにくい商材のため、安く仕入れたりすることで人気メニューにしている寿司屋など、最近はこうした店がでてきているようですね。
テレビなどでも紹介されていたりしますから、いずれは競合にも真似をされるのかもしれませんが。

このお店ではそのほかにも、メニュー表にあえて1.5~2人前と書いておき、実際には3~4人前相当のボリュームを提供してお客様を驚かせたり、宴会コースには「満腹保証」というサービスでコースの途中でもっと食べたいと感じたら途中からすしや揚げ物などの料理の増量に応じお客が満腹になるのを保証するのだとか。

こうした独自のサービスでお客様を驚かせ、あきさせないようにしているのですね。 

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藤田雅三

 

 

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