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中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

量り売りとパック売り

2014年09月10日 07時12分43秒 | マーケティング・販促

 

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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「ライフ惣菜量り売り復活」
・ライフコーポレーションは惣菜の量り売りコーナーを展開する。
・和洋中の惣菜を常時30品目程度そろえ来店客が自ら好きな量を容器に詰めて購入する。
・同社は2011年に同様のコーナーの設置を始めたが売場設計や調理業務の不備から1年弱で廃止していた。
(引用:2014/08/18 日経MJ)

とのことです。

南千住店でライフビュッフェとして改装オープンしたそうです。

シニア層を中心に少量ずついろいろなものを食べたいという要望に応じて復活したとのことです。

以前は夕方の時間のみの量り売りで通常の総菜売り場を変えるために店舗業務が複雑になったことからやめていたそうです。

惣菜のばら売り、量り売りは難しいですね。とくに量り売りは容器に入れた後の金額がわかりづらいことやいろいろと入れていると意外と高くつくものです。

実は私もばら売りや量り売りがあまり好きではありません。一消費者としてはなんだか不衛生な感じがするのと、販売する立場からすると売上が落ちがちになるからです。

最初からパックされた商品はパック単価が決まりますから、買い上げ単価のコントロールもしやすいと思います。

個人的にはいろいろなものが最初から少しずつ入った、おかずセットでも良いような気がします。おかずセットのバリエーションが豊富でずらりと並んだ売場をつくると圧巻な気がするのですが、いかがでしょうか。

とはいえ、人によってはこうしたバイキング方式が好きな人もいることでしょう。

バランスの良い売り場づくりが求められますね。  

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大容量商品

2014年09月08日 07時12分12秒 | マーケティング・販促

 


おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「大容量冷食専用カタログ」
・神奈川県、静岡、山梨の3県を地盤とする生活協同組合ユーコープは通常よりも量が多い冷凍食品を集めたカタログを発行した。
・業務用のから揚げや麺類など約100品目をそろえる。
・冷食をまとめ買いする主婦やシニア層のほか保育園や高齢者施設といった法人需要も取り込みたい考えだ。
(引用:2014/08/25 日経MJ)

とのことです。

「DOSA-TTO」を現在宅配を継続利用している約46万人の組合員に配布するとのことで、業務用冷食を中心に107品目で通常の週1回の宅配と一緒に注文するのだとか。

他には、シニア層を意識して食べやすく飲みこみやすい、「やわらか食」も用意するそうです。

スーパーなどとの競合が激しくなっているので、保育園や介護施設など法人需要を取り込みたいようです。

高齢化や一人暮らしが増加する中で食品の小分けや小ポーションの商品が増えていますが、一方でお得で割安な大パック、大容量の商品の需要もあるはずです。

商品の品ぞろえを検討してみましょう。 

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料理提案で売る

2014年09月01日 07時00分05秒 | マーケティング・販促

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「魚売場に台所再現」
・東信水産は魚料理の実演販売を強化する。
・10月に改装する旗艦店に一般家庭の台所を再現したコーナーを開く。
・家庭にある調理設備でも簡単に本格的な魚料理が作れることをアピールして鮮魚の販売増につなげる。
(引用:2014/08/13 日経MJ)

とのことです。

あくまでも家庭用にこだわり調理器具も調味料なども普通にスーパーで手に入るものをつかうのだそうです。

朝昼夕方の3回実演販売でモニターを設置して調理する手元などが見やすくなるようにするとのことです。

食べ方の提案、訴求は特に鮮魚部門にとっては大きな課題ですね。

私のご支援先も鮮魚をどうやって若いお客様に買っていただくかに知恵を絞っています。

個人的にはやはり店内で販売している切り身や生食の商品に合わせた料理メニューの提案をどんどんやっていくことが必要だと思います。

それもできるだけ簡単で短時間にできる魚メニュー。
普段は魚屋、鮮魚専門店らしいメニューが良いと思います。たとえば漁師料理のようなものや海の町の郷土料理のような素朴なもの。

物日、お祭り、イベントなどの時期にはごちそうメニューなど常に料理提案の変化をつけて飽きさせないようにすることが大切です。

 

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組み合わせ販売

2014年08月25日 07時17分07秒 | マーケティング・販促

 

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先日の日経MJに次のような記事がありました。


「組み合わせて弁当完成」
・マルエツプチなどで新しい弁当売場を導入する。ご飯やパスタなど6種類の主食と和洋4種類のおかずを客が自由に組み合わせることができる。
・チョイス弁当と名付けた売場を導入する。
(引用:2014/07/18 日経MJ)

とのことです。

主食は雑穀ご飯などご飯もの3種類とカルボナーラフィットチーネなどパスタ2種類、パンの詰め合わせ1種類でそれぞれ200円。

おかずは和洋で4種類で398円。

単品でも買えるけれど、組み合わせて598円の弁当になるということのようです。

単品で買えるとなると、特にこのシリーズの組み合わせではなくて、別の商品と合わせて買うことの方が多くなるような気もします。

いずれにしても、買い上げ点数や単価のアップになりそうな方法かなと思います。

最近セブンイレブンの弁当が小ぶりになっているような気がして、ついもう一品買いをしてしまうのですが、そんな感じ?

ガツンとボリュームのあるものも出してほしいのですが。 

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販路の拡大

2014年05月12日 07時01分41秒 | マーケティング・販促

 

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先日の日経MJに次のような記事がありました。

「精米した手の味 小分けで」
・コメの流通各社が精米を小分けした少量パックの品揃えを充実している。
・要領を一袋あたり1キロ未満に抑え、精米したての鮮度を保ったまま食べきれるようにしている。
・スーパーなどで一般的に売られる5キロ、10キロの袋に比べ売場のスペースをとらずコンビニエンスストアで販売しやすい。
(引用:2014/03/03 日経MJ)

とのことです。

2013年に精米販売事業に参入したアイリスオーヤマは3合(450グラム)に小分けしたパックを3月から売り出すそうです。

その他大手米卸の木徳神糧では昨秋3合パックに加え6合(900グラム)の商品シリーズも投入されたとか。

こうして小分けすることでコンビニからでもコメを手軽に買えるようになりますね。
普段スーパーでコメを買うと車なら10キロも買えますが、徒歩や自転車のお客様では5キロでもなかなか持ち帰りが大変です。

小分けにされていて、お値段がそう大きく変わらなければ、とても便利ですね。
また、少人数の家族や一人世帯でも容量が少なければ食べきるのにも無理がなく鮮度も良いというメリットも。

従来の商品規格を見直すことで、流通ルートがかわり、販路も広がっていきますね。 

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