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中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

安いだけでなく

2012年04月13日 07時12分00秒 | マーケティング・販促

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「KY ドヤスで面白さ」
・米ウォルマート・ストアーズが西友を傘下に入れ日本に進出してから10年。当初は低迷が長引き売却も噂された西友が復調を続けている。
・西友の安さは今や他の大手スーパーから頭一つ抜ける。イオン、イトーヨーカ堂、ダイエーなどの6店舗が取り扱う食品・日用品など主要100品目の価格調査(3月16日時点)では西友の平均価格は全体の平均価格を5.4%下回る。
・着実に移植されてきた米国流ノウハウがこれを支える。
(引用:2012/03/26 日経MJより)

とのことです。
店で在庫が一定水準を下回ると自動発注する「スマートシステム」。
「マルチタスク」と呼ばれる店舗従業員の多重活用で、3年間で1従業員1時間当たり売上高を40%伸ばしたとのこと。

注目するのは、こうしたウォルマートのノウハウに加え、ユニークな販促戦略です。
ドヤス(DoYAS)、つまり英語の「Do」と「度を超す」をかけ度を超して安いという造語を使ってみたり、KY(カカクヤスク)、家安(家のものを安く)、バスプラ(バスケットプライス)、といった奇抜、ユニークなキャッチコピーを多用したり、主婦らが歌や踊りで登場するCMなど、消費者にインパクトを与える手法が多く採られているようです。

ツイッター上では、「西友っていつから面白いスーパーになった」とのコメントもあるとのこと。

安いだけというのはそのうち慣れてしまいます。特にEDLPですから、それが当たり前の感覚になってくると、安くても感動しないけど、ちょっと高くなると不満になったりするものです。
安いだけでなく、常にお客様を楽しませるような何かが同時に必要となります。
例えば、品揃えが豊富、どこにもない商品がある、イベントが常にある、、、など。

安い上に、面白い、とお客様に認知されたら非常に強い店となるでしょう。
西友とウォルマートにますます注目してみたいです。 

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飲み方いろいろ

2012年03月21日 07時15分52秒 | マーケティング・販促

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「ビールの飲み方提案」
・キリンビールは3月からビールの泡をセ氏マイナス5度に冷やして提案する「一番搾りフローズン生」を外食店向けに展開する。
・「フローズン生」はグラスに注いだ通常のビールに冷却してかき混ぜた泡を乗せて飲む。
(引用:2012/03/05 日経MJより)

とのことです。

先日は炭酸水割のワインのお話しでしたが、今度はビール。

シャーベットのような食感の、マイナス5度の泡を乗せることで、ビールの冷たさを保効果もあるとのこと。

アサヒの氷点下ドライに追随している感じはありますが、お酒の業界は飲み方の提案ブームですね。 

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新しい飲み方

2012年03月19日 07時02分29秒 | マーケティング・販促

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「炭酸水割りワイン提案」
・キリンビールは外食店を対象に、ワインを炭酸水で割った「ワインスプリッツア」のメニュー化提案に乗り出した。
・専用レシピではワイン45ミリリットルに対して75ミリリットルのトニックウォーターとレモン、氷を入れることを推奨。このほか、レモンの代わりに果物を加えた「フルーツスプリッツア」も提案する。
(引用:2012/03/02 日経MJより)

とのことです。

炭酸水で割ることでアルコール度数はビール並みの5%程度となるので飲みやすく、アルコールが苦手な女性などに受け入れられるとみているそうです。

最近は女性の方がお酒に強い人が多くて度数の高いお酒を飲み、若い男性が軽めのお酒を飲んでいるような気もしますが・・・

とはいえ、私が学生の頃に流行っていたようなハイボール人気も復活し、炭酸で割る飲み方がおしゃれなので炭酸水割りワインも良いかも知れませんね(白ワインだとシャンパンの炭酸が強い感じ?)。

クックパッドとも組んでこのワインスプリッツアに合う料理を掲載した販促物も用意するとのことで、食品関係のマーケティングにクックパッドは欠かせなくなってきているようです。

最近は新しい飲み方が次々と提案されてきます。
いろいろな商品が氾濫し、まったく新しいコンセプトの商品を生み出すことが難しくなってきている昨今、こうした飲み方や食べ方の提案をしていくことが大切ですね。 

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アンテナショップの効用

2012年03月17日 07時17分11秒 | マーケティング・販促

 

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先日の日経MJに次のような記事がありました。

「揚げたてポテチ顔もホクホク」
・カルビーが飲食も楽しめるアンテナショップ「カルビープラス」を出店し若者などから人気を集めている。路面店第1号の原宿竹下通り店~~~揚げたてのポテトチップスやフライドポテトなどを提供しメーカー直営の新たなファストフードの可能性を探る。
(引用:2012/02/27 日経MJより)

とのことです。
ただのお菓子メーカーのアンテナショップだと、特に何でもないのでしょうが、あの人気定番商品であるポテトチップスができたてを食べられるというのはおもしろいですね。

普通スーパーやコンビニの店頭でしか買うことのできないものですから、ナショナルブランドのお菓子のできたてを食べたことのある人なんてそうはいないでしょう。

ビールメーカーの工場見学で、できたて生ビールが飲めるような感じです。

できたてを食べる、飲む、ことができたり、一般の人は見ることのなかった製造の部分を公開することで話題性や集客に繋がりますね。

メーカーが普段直接接することのない一般消費者に向けて、自社でも何かできないか考えてみてもいいですね。 

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3人マーケティング

2012年03月06日 07時12分33秒 | マーケティング・販促

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「3名様狙え」
・飲み会も旅行も暮らしも3人。「おひとり様」に視線が集まる裏で、3人組に商機が広がっている。外食店や宿泊施設は1人と2人が基本単位だが3人対応が広がり始めた。
・~~~居酒屋「かまどか秋葉原店」を訪れた。3人は同じ学科に所属する同級生。「何となく2人より3人の方が気楽」
・「かまどか」約90店の来店客数(組数)に占める3人組の割合は1月には46%を占めた。
・ホリデイスポーツクラブには3人で申し込む「グループ会員制度」という制度がある。一例では「ペア会員」が1人8400円なのに対し、グループ会員は1人7350円と割安だ。全国12万人の会員の3分の1がグループ会員。グループ会員の退会率は全体平均より低いという。
(引用:2012/02/22 日経MJより)

とのこと。

なるほど分かる気がしますね。

おひとり様ブームでもありますが、1人は寂しく、2人だと気を遣う、3人なら気が楽だし孤独でない。

たしかに2人で旅行するとか、2人でサシで飲むっていうのは、ちょっと構えてしまうところがありますね。

以前コンサルティング会社に勤務していたときに、ヒューマンエラーの改善プロジェクトをしていたことがありますが、ヒューマンエラーを防ぐのによく知られているのが、指差呼称とか喚呼応答。喚呼応答は単にオウム返しするのではなく、いわゆるダブルチェックでないと意味がないわけですが、ダブルチェックだけでは飽きたらず、3人でトリプルチェックならもっと良いのでは?といった意見がでてきました。

しかしながらいくつかの実験データによるとダブルチェックの効果よりもトリプルチェックの方が確実性が低いといったデータもあったりするようです。

これは単に人数を増やせば確実性が高まるかというとそうでもなく、逆に誰かがちゃんとチェックしているだろうと考えて、気が楽になってしまう。いわゆる「社会的手抜き」という現象であると言われたりしています。

ヒューマンエラーのお話しと3人マーケティングが同じではありませんが、2人だと緊張感があったり、気をつかったり、人数が増えると気は楽になるけれど・・・。3人だとちょうど良い単位、という感じはたしかにありますね。

3人を単位にしたマーケティング、いろいろ考えてみると良いかも知れません。

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