イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

さらば勝漫

2008-11-25 15:14:08 | 食べ物
すっかり更新が滞っております。

先々週でプロジェクトが終わりまして、
3日間のお休みをはさんだ後、先週からまた新しいプロジェクトに
入っておりまして。

とはいえ、まだ本格稼動ではないのでゆったりとしております。

そんなこんなで、自分で自分をほめるために、
15日は神田須田町の勝漫に出かける。

大学院生の頃、某掲示板で紹介されて一度だけ行った事がある。
紹介してくれた人は、10くらいのリストを紹介してくれて、
曰く、「うまいとんかつを求めてあちこち食べ歩いていたが、このリストの中の
とある店に到達し、それ以来他のとんかつ屋に行くのを止めた」とのこと。

そのリストの中にあり、かつ有望そうだったのが勝漫だったのだ。

そのときは大カツ丼を注文した。
1600円くらいだったような。
とろりとした卵に、さくさくとしたとんかつが印象的だった。
そのときはトビキリうまいと感じなかったので、
「もしかしたらリストのほかの店にも行かなくてはなるまい。」と考えたのだった。

それから5年くらいたったのだろうか。
リストのほかの店に行くこともすっかり忘れていたが、
なんとなくカツ丼を食べるときの基準点として勝漫は私の印象に残っていた。
比較するに、確かに勝漫は上々だったということが分かってきた。

というわけで、時を経て再来店となったのだ。

14時過ぎに記憶を頼りに到着。
この前の神田きくかわのすぐ近くだ。
神田まつやといい、かんだやぶといい、
このあたりの食べ物屋に行くことが結構多い気がする。

土曜日の14時なのに、お客さんがまだ居る。
やっぱり大カツ丼を注文して、待つこと20分くらい(だったろうか?)
なんだか、おじさん太った??そして背が低くなってひげはやしたの?

記憶があいまいなのでそのまま。
でも、座った席は同じだな。

運ばれてきたカツ丼を見ると・・・
卵が固まっている。
しかもきちんと混ざらずにムラになったままで。
つまりは焼いている途中で割れてしまった目玉焼き(のもう少しマシなの)だ。

違和感を感じつつ食べ進める。
ご飯が、ご飯がぼそぼそしています・・・。
まるで、よそってから時間がたって、水分が飛んでしまったかのような。

衣もさくさくしておらず、たまねぎも少しこげている。

ふと、頭上の額を見ると創業昭和20年(だったかな?)とある。
老舗が消えていく。


その後調べてみると、以前の職人さんが独立して近所に店を出した模様。
やまいちというそうな。
納得。

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