岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

奈半利の町並み12

2008-02-03 21:33:18 | 路上観察


閑話休題。

久しぶりに、路上観察物件のアップ。
町中を歩いてると、こうしたものにも遭遇する。

「電柱の切り株」。

昔、路上観察を始めたばかりの頃、こんなのを見つける度に何やらコーフンしていた頃が懐かしい。
かの赤瀬川源平氏は、“トマソン”などと称して超芸術を標榜し、社会の耳目を集めていた。坪庭ならぬ“壷庭”。
電柱の切り株には、小宇宙ならぬ“壷中天”の世界が醸されている。

また、平成も20年となり、平成生まれが二十歳を迎える時代の変化スピードは、我々の想像を超えた価値観の変遷にもつながっている。
コンクリートの電柱しか知らない世代には、かつて電柱が木製で、こうして切断されつつコンクリートの電柱に交代していったことなど、既に歴史になりつある。

最新の画像もっと見る