来週からは、長かった夏休みも終わり英国の新学期が始まります。夏休み編の最後に、8月下旬のランズ・エンドまでの旅行の様子を残しておこうと思います。ランズ・エンドはコーンウォール半島の先端にあるイギリス本土最西端の岬です。ロンドンからは約500キロ、今回も車で移動し2泊3日の日程を組みました。
まず目指したのは中生代の地層が露出する、2001年世界自然遺産登録のドーセットおよび東部デボン海岸です。
下の写真はその一部のDurdle Door(ダードル・ドア)と断崖絶壁が続く素晴らしい地形の海岸線です。
二日目に向かったのは、ペンザスにあるセント・マイケルズ・マウントです。残念ながら強風と小雨のぱらつく悪天候でした。天気が良ければハイキングを楽しむところですが、遠くから眺めて終了。よくフランスのモンサンミッシェルと比較されますが、イギリス人曰くこちらがオリジナルだそうです。日本の江の島にも似てますね。
そして目的地のランズ・エンド。視界10mといった感じでほんとにこの先は地の果てといった感じです。
雨も降ったり止んだりで、もう一つの世界遺産のコーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観に着いた時にはさらに視界は落ち、ほんと真っ白で何も見えませんでした。残念ながらこの後も天候は回復せず、最終日は観光を断念しロンドンに戻りました。