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セロトニン2

2007-09-11 | ストレス
昨日に引き続いてセロトニンです。

欲望を追求して快を求めるドーパミン神経の暴走や
不安やストレスを募らせるノルアドレナリン神経の暴走を
うまくコントロールするセロトニン神経を
どうやって活性させるかというのが今日のテーマです。

新しい抗うつ剤でセロトニン再吸収抑制剤というのがあります。
商品名でいうとSSRI(パキシル、ルボックス)といいます。
この薬はセロトニンの作用時間を延長させようというもの
ですが、セロトニン神経を直接活性化するものではありません。

コメントで、お薬を教えてくださいとありましたが、
残念ながら、今のところお薬で直接セロトニン神経を
活性化するものはないのですよ。

ではどうやってセロトニン神経を活性化させるかというと
①日光に当たる
 1日20~30分程度日光にを浴びることをこころがけます。
 当たり過ぎは逆効果になるので、「気持ちがいい」と
 感じる時間内で行って下さい。
②規則正しい運動(リズム運動)をする。
 セロトニン神経にとって太陽の光と同じくらい必要なのが運動です。
 とくにリズムのある運動が脳内セロトニンを増やします。
 もっとも基本的なリズム運動は「咀嚼」「歩行」「運動」です。
 ある一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返す運動ならば
 なんでもOKです。ウォーキング、ジョギング、自転車、ダンス。
 20分~30分程度の運動です。
③腹式呼吸をする。(30分程度)
④食べ物に注意する。
 セロトニンの原料はトリプトファンというアミノ酸です。
 さらにこれにビタミンB6が加わって
 セロトニンが合成されます。
 トリプトファンは大豆や納豆、豆腐、牛乳、チーズ、卵に
 豊富に含まれており、
 ビタミンB6は、サンマ、イワシ、サバ、タイ、カツオ、
 マグロといった魚、小麦胚芽や玄米、大豆、しょうが、
 にんにく、どうがらしに含まれています。
 さらにできたセロトニンが脳内に取り込まれるためには
 炭水化物が必要です。

セロトニンの活性が高まるように生活の中でこれらの実践を
意識することが大切です。
ストレスを感じている人や朝の目覚めの悪い方は
試してみてください。
ただし大切なことは毎日続けることです。

詳細は、有田秀穂著『セロトニン生活のすすめ』を
ご覧下さい。 


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