安全な食生活を送るための四段階

元東京都消費者センター試験研究室長の増尾さんが提唱する
安全な食生活を送るための方法の四段階とは

1.購入時に添加物や毒性の少ないものを選ぶ
2.下ごしらえのときに除毒する
3.いろいろな栄養素を摂取することで解毒し、安全性を高める
4.自分の体を、毒性に負けない『防衛体質』に強化する

このことを週刊文春「安全食生活」完全食読本では、こう続けています。
2.は「ゆでこぼし」など、食品を口に入れる前に行う除毒方法。これに
対して、3は添加物入りの食品を口に入れてしまったときに、体内で解毒
する方法で、その「解毒方法」を紹介しよう。
「毒性のあるものを食べても、ビタミンやカルシウムなど体内でその毒性
を消す働きのある栄養素を摂取すれば、解毒効果はあがり、体の健康を
守ることができます」と増尾氏は言う。これはそう難しいことではない。
たとえば、いつも食べているインスタントラーメンに、ねぎや海草類を
加えるだけで解毒効果はある。それも面倒なら、スーパーで一食分一袋
単位で売られている「ラーメンの具」を、インスタントラーメンに入れる
だけでよい。このようにちょっとした「食べ合わせ」の工夫によって、
添加物やその他の毒性を簡単に消すことができる。

極めつけは、4ですね。こうなると少々の毒では負けない体となって
非常に頼もしい状態です。
そのためには、消化・吸収・解毒能力を上げることで必要です。
具体的には、まず十分な栄養素を摂って胃腸や肝臓を丈夫にすること、
そして、暴飲暴食・酒や薬などで胃腸や肝臓に無駄な負担をかけないこと
を守る必要がありますね。