お金の話

小林正観（こばやしせいかん）さんをご存知ですか？
心学研究家で、コンセプター（基本概念提案者）として、
「ものづくり」「ひとづくり」「町づくり」に関っている
方です。

その著書の中で、お金の話が出てきます。

自分には、お金に対しては苦手意識があります。
できればあまりお金に関らずにいたいと常日頃考えており、
仕事に対しても『好きでやっているのでお金をもらう
つもりはありません』と言って、お金を受け取るのを
断りたくなることがあります。

しかしこれは正観さんから言わせれば
お金をもらっていいものに対して断ることは
傲慢であるとのことです。

その理由は、
自分の手元に来るお金を自分のものだと
思っているから傲慢なのだと。
自分のものだと思うから断るのだと。
自分のところに来たお金は、
自分が宇宙の流れの中で一時預かりするだけ。
自分達は単なるコインロッカーでしかない
と正観さんは言います。

お金の本当の持ち主は、神様だったり、
宇宙だったり、人類全部だったり
地球だったりする。決して自分ではない。
自分は、コインロッカーとして短期間一時的に預かっているだけ。

だからお金をいただくとき
『預からせていただきます』というのが正しい言い方。
お金は自分のものではありません。
ただ通り過ぎていくだけです。
そのときいただいたお金をどのように使うかを
一生懸命に考えながら生きていくのであれば、
生きたお金が回っていくとのこと。

正観さんの言葉で
お金に対するイメージが変わりました。
事務長、ご迷惑をかけました。
お金はあずかりものとして生かしていくことを
考えて生きます。