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女性ホルモンとうつ

2007-08-02 | その他
先日登場した浜松医大名誉教授の高田明和先生著書の中に

女性ホルモンの欠乏とうつの話が出ていたので紹介します。
ある女性からの手紙

『友人のお母さんが更年期からうつになり、8ヶ月ほど入院しました。
明るくおしゃれで、行動的な人だったのに、家のこともお化粧も
しなくなり、家の中で寝てばかりいるようになったのです。
更年期にうつ病になり、その結果痴呆になる場合があると聞いて
恐ろしくなっています。』

女性の場合、女性ホルモンが急に少なくなったときにはうつ病に
なりやすいのです。たとえば生理の前などは女性ホルモンがもっとも
少ない時期なので、このときに気分が浮かないことを経験する人は
多いでしょう。
また出産後にもうつ病になります。
それは大量のホルモンを作っていた胎盤が胎児と一緒に体外に
出されてしまうからです。
同じことは更年期にもいえます。
更年期になるといらいらして、気分の動揺がはげしく、
一人でいるとやたらに涙が出てしまうという体験を
する人は多くいます。
またこの時期に体調も悪く、血圧が上がったり、疲れやすい、
動悸がする、身体がほてる、何もしたくないなどという
症状がでますが、これがうつの気分に拍車をかけます。

うちの女房殿もそうです。
生理の周期と機嫌の変動は一致しています。
女性ホルモンが与える影響は非常に大きいですね。
コメント
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