散歩道、枯れ草色の野面で寒そうに頭を揺らしている。
木津川堤を見上げる放棄田、背の高い冬枯れたエノコログサが群生している。
栴檀の実を啄みに来たカラスの群れはエノコログサになど見向きもしない。
初秋の頃には朝日を浴びて光って居たのに・・・・・。
撮影2014.12.20
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イネ科エノコログサ属
北海道~沖縄の路傍や畑地、空き地などに生育し、群生する。
茎は高さ20~70cm、分けつ・叢生する。葉は長さ5~20cm、幅5~15mm、線状披針形、薄く無毛。葉舌は毛状。葉鞘は無毛。
花序は穂状、淡黄緑色、直立または一方にやや傾き、長さ3~7cm、小穂は卵形、長さ2mm。第1包穎は長さ0.8mm。
第2苞穎と第1小花の護穎とは広卵形、長さ2mm、第2小花の護穎と内穎は革質、光沢がある。
果実はやや卵形、乳灰色、長さ1.2~1.3mm。花期は8~9月。(日本イネ科植物図譜)