明るく開けた谷川道で見掛けた真っ赤な実。
帰って確認してみるとヤブサンザシの実らしい。
サンザシなら名前ぐらいは聴いた事があるけど・・・・ヤブサンザシなど初耳
これはもう、次の花の時期には見逃さないように気を付けないと・・・・
結構見ごたえの有る真っ赤な実でした。
撮影2014.11.5
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ユキノシタ科 スグリ属
ヤブサンザシは本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。
林縁や明るい二次林などに生育、葉は互生するが、短枝を形成するので一カ所からまとまって出ていることが多い。
葉柄は長さ2~3.5cmで、全体に短毛があるが、基部には羽毛状の長い毛がある。葉は薄く、3~5に中裂する(掌状)。両面に短毛があるが、裏面脈上には毛が目立つ。
雌雄異株であり、4月から5月に短枝から束状に数個~9個の緑色の花を咲かせる。
花は直径6~8mmほどであるが、5つの花弁に見えるものは萼である。
萼は反り返る。花弁は萼の間にある小さなへら状のもので、長さ0.7mm。雌花にも5つの不稔の雄しべがある。
ヤブサンザシの果実は秋に赤く熟し、直径7~8mmで、先端には萼筒と雌しべの一部が残っている。