民家の軒先や野面道に自生してるのをよく見かける 。
子供の頃には、この花の長い筒先を根元から手折ってその蜜を吸って遊んだ事を覚えてる・・・
すってみると微かに甘い蜜の味が口の中に広がったような・・・・
花は長い筒を持つラッパ型、花径約3cm程、いつも散歩帰りの10時過ぎには花を萎ませている。
近頃ではピンク、シロ、キイロと花色も多く、花色の混ざり合ったものもよく見かける。
帰化種がどんどん勢力範囲を広げる中それ程爆発的に勢力を増やすわけでもなく・・・
古くから見かける割にはそれ程の群生は見掛けない
撮影2015.8.9
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オシロイバナ科オシロイバナ属:多年草
熱帯アメリカ原産、江戸時代の元禄年間に記録されており、これ以前に観賞用に渡来して観賞用に栽培されたが、各地で逸出して野生化している。
葉の表面や葉柄の一部を除いて無毛で、強靭な根株から節の膨れた多肉質の茎を出し、よく分岐して高さ約1mになる。
葉は広卵形から長心臓形で全縁、短い柄で対生、葉腋に短い柄のある花序を出し、直径約3cmで長さ約5cmほどの筒部を持つ花を夜から朝にかけて開く。
花に見えるのは萼筒の変化したもので、紫紅、黄、橙、白など多様な色彩となる。
果実は楕円形で黒熟し、白い粉質の胚乳を含む。