いつもの散歩道、木津川堤小公園のマテバシイの実が色付いた。
僕の住む地域では細長い「木の実」は全て「カッチン」と呼んでいたが、大人なってそれが狭い範囲での方言だと言うことを知った。
このマテバシイの実も、勿論「カッチン」しかしそれが幼馴染の間でしか通用しない言葉だったとは・・・・
標準語では細くても丸くても全て「ドングリ」、僕らがドングリと呼ぶのは丸いクヌギの実だけだった。
今年の色付いた見の脇には、もう来年に色付く「カッチン」の実が控えてた
撮影2015.10.5
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実はいわゆるドングリ(堅果)で、長さが2~3cm、殻斗(帽子)は総苞片が瓦状(ツブツブ状)に並ぶ。
堅果は二年生で、翌年の秋には熟し、加熱すれば食用になる。
ドングリ類の多くはタンニンが多いため渋く、そのままでは食べられないが、シイ属のスダジイ、ツブラジイおよびマテバシイ属のマテバシイの果実はタンニンを含まず、そのままでも食用になり、多量にとれる点ですぐれた食品である。