
-uj-
3つの異なる意味(容器・木・国)を持つ。容器の意味で使う場合、意味が広いので別な語根に代えることもある。
teskatolo, tekrucxo, tetaso
-uj- のつく語根は常にその内容(enhavo)を表すが、skatolo や vazo の場合はそうとは限らない。
ladskatolo, noktvazo, tirkesto
「常にその内容を表す」とPMEG には書いてあったが、「内容」にはものだけでなく行動も含まれるようだ。
knedujo, banujo, konservujo
trinkujo:馬に飲ませる水を入れる長い容器
-ul-
何らかの特徴を持った人
それ自体で人を表す語には一般的に -ul- はつけない。とくに名詞分詞にはつけない。parolantulo とは言わない。parolanto で充分。ただし、konatulo だけは konato の意味で慣用的に使われている。
人を表す語にあえて -ul- をつける場合は特別な意味を持たせる。
virulo は viro と同じではない。「男らしい人」
instruitulo=homo karakterizata de sia instruiteco:知識人、科学者
konatulo は、本来は有名人を意味する。
人ではない -ulo
mamulo, rampulo, negxborulo, nubskrapulo...
-um-
いろんな使われ方をするので油断がならない。
dekuma:十進法の、dekumi:十人に一人を処罰として殺す
kolumo:襟、カラー、brakumi:抱擁する
不必要な -um-
butonumi=butoni, akvumi=akvi, salumi=sali
必要な -um-
okuli:目をやる、okulumi:色目を使う
新しい -um-単語を作るときは、意味が通じるかどうか十分に注意すること。
かつて Reza さんが使った esperantumi, necesejumi を思い出す。前者はそのまま使っても何となくわかるが、後者は話の流れでわかる単語なので一般的には使えない。
写真は関市小瀬あたりの長良川、夏には鵜飼が行われる
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