
2月19日(続)
この日は日本の大学生のグループのワークショップに来るということだった。我々は11時過ぎにU-カフェを出て、歩いてホテルへ。
川沿いに少し歩くと大きな市場がある。少し気になっていた細い竹ひごで作ったランチョンマットがあった。ニャチャンのいくつかの店で値段を聞いたら、どこでも8万ドン(約400円)だった。ホイアン市場では「25万ドン」という。観光客には吹っかけてくるのだ。このあとも別なところで聞いたら「15万ドン」。「聞いただけだよ」と(日本語で)言って離れたら、電卓を持って10万ドンまで値下げしながら追いかけてきた。
妻がズボンを買った。60万ドン(3,000円)というのを20万ドンに負けさせた。このズボンがいたく気に入って、フエやハノイなどで探したが、ついに見つからなかった。果物やバナナの葉に包んだ米粉の餅に芋アンのようなモノを包んだ菓子(おいしかった!)などは言い値で買ってしまった。
旧市街を通り抜けながら、共通チケットを買っていったんホテルへ。夕方に旧市街に出かけた。共通チケットは市内18カ所の施設のうちの5カ所に入場できる。古い家や中国人会館などを見学。
街頭でトウモロコシを1本。50円。焼いておいたものを温め直してくれた。甘くはないがモチモチした食感で美味しい。
「クールジャパン」という店があった。オリジナルTシャツとか観光みやげなどを扱っているが、日本人に対して観光情報の提供やツアー予約などもやっている。日本人大学生の別のグループがここに来たという。それぞれに対象の店のプロモーションビデオを作って競い合うのが課題だとか。ホイアン名物「ホワイトローズ」の店を聞いたら、若い日本人社長が「どこのレストランでも食べられますよ」といいながら、「最近利用した安くて美味しい店」までわざわざ案内してくれた。
そのレストランで、ホワイトローズ、揚げワンタン、カオ・ラウというホイアン三大名物を一つずつ取って、2人で分けて食べた。約800円、まずまずおいしかった。
ゆっくり夜の街を楽しみながらホテルへ。途中、ベトナム人の若い人が集まっている屋台で小皿に乗せたスィーツを試してみた。芋ようかんのようなものにココナツミルクをかけたもの、50円。妻にはいたく気に入ったようだった。
写真はホイアン市場