
エスペラントにはいわゆる雅語がある。主に詩などで使われる単語である。エスペラントの特色の一つに合成語がある。これは非常に便利で、慣れれば自分で新しい語を作ることも出来る。しかし、一つの単語が長くなる傾向があり、これが詩などでは使いにくいので別のもっと短い語を使おうというわけである。いわばふつうの単語・合成語を使えばいいので日常的には使う必要がないのだが、詩だけでなく散文でも使われることがある。エスペラント日本語辞典やPIVなどからそのいくつかを探してみた。
ascendi:上昇する=suprenigxi、登る=supreniri
descendi:下降する、降下する=malsupreniri, malsuprenflugi・・・ascendi と一対なのだが、どういうわけか「雅語」には分類されていない。
sob:下へ=malsupren, suben・・・ザメンホフが提案した新語・原形副詞
sobigxi=malsuprenigxi
sobiri=maisupreniri
sor:上へ=supren・・・これもザメンホフが提案した新語・原形副詞
sori:舞い上がる=Suprenglisi en levigxanta termika fluo・・・雅語の合成語には雅語ではないものがある。
sorado=ago de aviadilo, kiu soras.
soriri =supreniri
sorilo:ソアラー(高性能グライダー)
写真はアルゼンチン・サルタの街で見た幼児園(?)