40年ほど前の事です。😚
当時、交際していた彼女を乗せて
国道171号線を走っていました。🚗
当時の私は20歳そこそこ。
ヤリたい盛り!真っ盛り🤪🤪🤪🤪
丁度、京都からの帰りでした。
淀川の流れる橋の近くに
よく彼女と休暇している
ラブホ🏩があったのです。
水無瀬から車で10分くらい高槻方面へ走って左手でした。
そのラブホ🏩は国道沿いから入るのですが
V字型になって少し下坂。
その日は?いやその日も?
早くやりたい!気持ちでハンドルを切ると曲がりきれなかったのです。
急いで切り返しをして少しバックすると!
ドンっ!!
『???何かに当たった?』
ルームミラーを👀と?
紫色の箱スカが止まってました!
『あいた!やってもた!』
隣の彼女は心配そうに私を見るので
『ちょっと降りてみてくる!』
後方の運転している男性に会釈してから
私は後方の箱スカのフロントバンパー前に直ぐに行ってバンパーを撫でながら凹み加減を確認してると。
箱スカから男性が降りてきました。
ラブホの入り口付近であることも忘れている私は当ててしまったことを平謝り。
ちょっと、強面の40歳前後くらいの男性。
『にいちゃん、ここじゃ話できへんやろ?な?駐車場に行こか?』
『あ!あ、すみません。』
なんせ交通量の多い国道です。
走る車からは少し見下ろせばラブホ入り口で揉めてる様子は丸見え
まぁ。恥ずかしい出来事です。
再び、私は『すみません。』
平謝りしたがら自分の車に戻り地下駐車場へ。
『にいちゃん、どないすんの?』
男性は怒鳴り声をあげるか?と、思った私は拍子抜け。
穏やかに聞いてきました。
『あの。申し訳ございません。車、大丈夫ですか?』男性の質問に答える余裕もなく
尋ねると
『にいちゃんの車も凹んでるなぁ。』
『あ、僕の車は後でいいです。それより箱スカの修理は出来たら僕の知り合いの板金工場でお願いできませんか?もちろん修理代は僕が負担しますから。』
すると。
男性は
『わかった。にいちゃんの好きなところでやってくれたらええわ。ホンマやったら、こんな風に収めることはないねん。でもな、にいちゃん、当たった時、俺の車を先に気にかけてくれたやろ?それが良かったんやで。』
互いに免許証を見せ合い住所と電話番号を男性がメモして渡してくれました。
『そやけど、恥ずかしかったで!』😜
その後、板金修理をし父のアドバイスで10000円と菓子折りを持って後日、男性と面会しました。
摂津富田駅近くの喫茶店で
男性は笑顔でした。
『にいちゃん、古い箱スカやろ?俺な、あの車が好きやねん。分かるか?』
『わかりますよ。箱スカは名車ですやん?僕も好きな車ですよ。L型エンジン、最高ですやん?』
雑談を終えて菓子折りとお金の入った封筒を渡すと
『菓子折りは貰っとくワ。金は要らん。にいちゃんの小遣いにまわしたらええ。どうけ安月給なんやろ?』
『いや。受け取ったください。』
2度ほど受け取ってもらうよう言うと。
『そうか。ほな、もろうとく。わ。』
なんとか穏便に済みました。
でも
ラブホの前で接触事故。
40年も経ちました。
クッキリと覚えています。
そのラブホは今はないのかも。
高槻周辺は、その彼女と別れてからは
2、3度しかいく機会が不思議とありません。
これも縁なのかなぁ。
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