脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

拒食症・・真の回復を望んで

2014年12月10日 10時30分37秒 | 拒食症との戦い
拒食症は、第三者からは、なかなか理解してもらえない心の病です。真面目で頑張り屋の子に多いと聞きますが長女は、その典型なのかも知れません。拒食症に関連する本、ドキュメンタリーなど妻と、どれだけ見たことでしょう・・拒食症・過食症・リストカット・・思春期の子やちが時折、落ちてしまう大きな落とし穴。子供本人も苦しく、せつなく、さびしく・・長女の言葉に『家族の中での独りぼっちでいるなら、一人でいて独りぼっちの方がええ・・ここには、ウチの居場所はあらへん。』そう言って家を出ていった日のことを決して忘れることはないと思います。娘が摂食障害になった時、やたら病院に行きました。娘はかたくなに病院を拒否しました・・・『なぜ病院に行かない?行って点滴しないと・・』等を行ってた私たち夫婦が娘のことを思ってと言った言葉は反対に娘の心にさらに大きな穴をあけていることが気づいてなかったのです。病院なんかではなく【心からの愛】を娘は望んでいたのだと、今、やっと理解した未熟な親・・ようやく妻も私も感じつつあるのです。長女は中学の時、妻に言ったそうです。『お母さんが、どんなにウチの事を叱っても、ウチはお母さんの事、大好きやから・・』妻は、この言葉を思い出すと今でも涙いっぱいに泣いています。『お父さん・・私はA香にできる限りの事をしたいねん。』そう言って毎日、パートに行き先月は月250時間も働いていました。『あの子がお嫁に行くとき出来るだけ持たせてあげるねん。』笑顔で言う妻はボロボロのスニーカーを履いて、いつもの上着を着て出ていきます。『うれしいねん・・あの子・・やっと少し食べられるようになったみたいやし・・スジ肉やで!!』食べられる食材の変化が心の変化に比例しているかのように妻は喜んでいます。もうすぐクリスマス・・『夕飯は、あの子と食べるから♪プレゼントも♪』次の長女と会う日を楽しみにしている妻の笑顔は久しぶりに見たような気がします。
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