法律事務所への相談のあと・・暫く行ってない会社へ行こうと思い、以前より妻の休日に合わせて予定をしておりました。私一人では行ける身体ではないので妻の予定に合わせることでしか無理なのです。そして1月のある日の予定当日・・『お父さん、行くヨ♪』と妻の声に誘導されるかの如く車に乗り込みました。『ゆっくり会社の人らと会っておいでね。専務とも話・・あるんやろ?』会社へ向かう車中で・・ボーッと窓の外の風景を見ていた私は返事とも言えない返辞で『そうやなぁ~』と返したのでした。『お父さんが会社にいる間、近くのイオンかゲオにでも行ってるから・・用事が済んだら携帯に電話してや。』途中の国道はスムーズに車も進み思いのほか早く会社に着きました。久しぶりに勤め先社屋に入りエレベーターに乗ると少し緊張している自分が分かりました・・(何カ月も来ていないもんなぁ~何か気恥かしいなぁ。)そんなことを思いつつ杖をついて、まずは自分の部署へと向かいました・・すぐに別の社員が気付いてくれ『○○さんや、ないですか!!もう大丈夫なんですか?』『何とかな!!でも未だ仕事は無理や。』奥の席を見ると懐かしいメンバーが見え、私に気付くと笑顔で声をかけてくれる。(やっぱり仕事ぢたいなぁ・・)隣の課の課長が私の休職中に私の課も兼務されていたので、お詫びとお礼を申し上げ暫くの雑談をしていると『専務のとこへは?』と言うので『いや未だです・・これから行って、ご挨拶します。』と言い専務室へ。ガラス越しに見える姿は電話中のようであったので少し営業本部の課長や女子社員と歓談してると専務がやってきて『一人で来たん?・・もう身体の方は大分と良くなったみたいやな。』と笑顔で声をかけてくれ『妻に送ってもらいました・・ご覧の通り杖ついて何とか少し歩けるようになりました。』と少しの雑談から『以前、病院行ったとき今年の春くらいから復職出来ればと言ってたけど・・どう?・勿論、部署と業務は変わるけど用意はしてる・・』と言われ『未だ、ご覧の通りで・・声も出ずらく目も調整がきかない状態です。主治医と相談しながら復職は考えていきます。今はとにかくストレスを避け療養とリハビリ・・』と言うと『そやな。とにかく主治医と相談してまた連絡くれるかな・・ところで私・・○○課長から血圧が高いと聞いたとき私の経験も話ししたよな?』と・・専務の高血圧は内臓疾患でポリープの影響で高かったと聞いていたのです。(既往症と言いたいのかな?)その日は特に込みいった話はせず会社のメンバーに菓子折りを渡しロッカーにあった私物を持ち帰りました。帰りの車中で『どう?久しぶりの会社は?』と妻から聞かれ『忙しいのに・・みんな話し相手になってくれて身体の心配もしてくれたよ。』国道は多少、混雑はしていたものの大阪と違って渋滞らしい渋滞は殆どなく窓から見える景色をみつめていました・・自宅につき、その日の夜・長女から妻に大事な話しがあるからと大阪から明日か明後日に来るとのことで、妻がメールで『何の話し?』と返しても『帰ってから言う。』と1行だけの返信・・・妻と顔を見合わせ『まさか?・・・』と・・とにかく娘が帰ってきてからということになりました。