脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

1週間の苦悩Ⅳ

2014年06月18日 15時16分58秒 | 
久しぶりに帰ってきた長女が『大學を辞める・・』理由は家の経済的事情から・・『何を言ってるん?やめんかてエエッ!!お金は、あるから!!』と妻が言うと『まだ1年生やし、別にレベルも大したことないし・・それに3年になって就職活動しても大した会社に行けるわけでもなく・・もともとOLなんてするつもり、あらへん。』長女は高校3年の春から拒食症が酷くなり命の危険もあった程に痩せてしまい出席日数ギリギリと何とかAO入試で入学したのです。もし2年生のままの成績なら、そこそこの大學には行けたのですが・・・病気のため授業にも出られず何とか担任の支援もあって卒業できたような状態でした。『なんだ、かんだ言っても高卒と大學卒業では・・違いは出るし気にせず大學に行け』と私も言ったのですが本人の意思は固く『お父さん、後悔はせえへん・・妹のこともあるし・・な・・ウチは大丈夫やから・・』と何度も娘を説得しようとしましたが結局、長女の退学に同意したのです。『すまん・・』この一言が精いっぱい・・『お父さんも辛かったやん・・これからの事もあるやろ?ウチは女やし結婚したら学歴なんか関係ないやん。ええ人みつけて普通の家庭を持てたらええねん。』今では何とか体重も戻り始め少しずつ食べられるモノも増えていっているようですが2年前・・家族は地獄を見ました・・長女の病気は『私が悪いねん』と自責の念に悩んだ妻・・次女にも変化が・・・もう無茶苦茶でした・・やっと落ち着きかけたころ私が倒れ・・(俺さえ脳出血で倒れなければ・・)せめて娘二人が結婚する時には親として何かしてあげたい・・子供たちのことを思い、また、この身体の状態を思うと情けなく寂しくもあり・・妻と二人だけなら住宅ローンも無く生活はしていける・・しかし・・・長女も決断を出すまで相当に考えたであろうと・・心が痛くなり自然と涙が出たのです。『お父さん・・・ホンマ・・いいねん。』と少しさびしそうに言う長女に対し返す言葉も出なかった。その夜、実家に泊り翌日はアルバイトのため朝早くに家を出た長女からラインが来ました『お父さん!!E香も心が壊れかかってるから・・高校辞めたいって言ってた。話を聞いてあげてね。』と・・(次女まで??)と・・妻に、このことを話すと、みるみるうちに表情が変わり『なんでやのん??あの子・・あんなに頑張って受験勉強して入学した学校やん??お父さん・・今日にでも学校帰ってきたら聞いて!!(泣)辞めたら中卒やん・・A香が大學辞めて妹が・・』もう家族全員が絶叫マシンに乗り急こう配を凄まじいスピードで下る思いになりました。『わかった。それとお母さん・・弁護士への依頼の件やけど・・・決めた・・代理人として依頼しようと思う・・今・・今・・決断した。』と伝えると『うん・・わかった。こんなにお父さんも娘達も辛い思いしてるんやから・・ええと思う。社長や専務に何と思われようが、この病気は病気になった者と家族にしか絶対にわからへんッ・・だから慰謝料でも損害賠償でもおこして裁判所の判断も必要や・・会社は絶対に悪くないとしか思わないやろうけど仕事に無理があったのは確かやん・・私もハラ括った!!』妻の決心も聞きパソコンの前に座った私はメールボックスを開き右手で文面を入力・・法律事務所 W弁護士宛てに送信しました。
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