文句を言いたくないね

　12月の第一週だったかに、毎月恒例の掃除があった。

休みの朝に掃除をするのはしんどいが、こうでもしないと住人とコミュニケーションがとれない。
そんな目的についてくる美化、本当はいっつもキレイ。
在宅主婦のオバさまが毎日のように自主的に掃いてくれている。

仕事をしなきゃならない人たちにとっては、わざわざ休みの朝に出るのはいや。
それでも出ていないと何かと・・・ね。　世の中を上手に生きていくって、そんなところが面倒。
だけど、長いものには巻かれとかないとな！そう思って、ここに住んでからは参加。
高層の棟だと、出ようが出まいが委員さんは把握できず。
棟単位の団体での活動も曖昧になり、管理が適当っぽくて少し羨ましい。
だって本音を言えば出たくないのにな～って、そんな風に考えること自体、くだらなくもストレス。
もう潔く（いさぎよく）なろう！どうせ出るなら楽しく！オジさまオバさまと大笑いしながら掃除だ～。
ヤケ(笑) が好に転じる！と信じる！！

さて、そんな中、萎えることに文句ばっかり言うオバさまが必ず居る。
大抵は1人ぐらいと相場が決まっているのに、年を重ねていくにしたがい増殖中。
そんな増殖なんていらねー！

最近の若いこのファッションがどうとか、どうでもいい～。
確かに流行りのレギンスやトレンカ、
足が真っ直ぐじゃない、曲がっている日本人には全く似合わないよ。
だけど、穿いたっていいじゃん。迷惑は掛けていないし、服装なんて自由だ。
「最近の若い子は・・・」 と出たその時、その瞬間から、あなたは相当のババアですよ。
クラッシュデニムのことを話す彼女はババアのくせに、若者みたいな言葉で話す。（人のこと言えないか）
「破れている意味が全く分かんな～い！」
何を突然、しかも掃除の時間に？あんたがそんな格好をしなきゃいいじゃん。
目に入るのがいやなら、目隠ししろよ。
ブーブー言っているのを耳にするだけで嫌な気持ちになる。
「それが流行りなんだから受け止めなきゃいけないんだよ」　そう諭す私。
（↑自分穿いているし、似合え！と着倒せばいい）
特に若いときは何でもいいじゃん。

ババアになったら、かわいいバアサンじゃないと、誰も助けてくれないよ。
彼女は未だ悪たれつく元気があるらしい。それもいいとしなきゃいけないのかな。

自分もよく文句タラタラ言うけど、聞いている人にとっては嫌なもんなんだな～と改めて感じる。
文句が出ない世の中だったら、いいのにね。それぞれの価値観を押し付けてなんになる。
そう、自分にも言い聞かせていた。

なんでも受け止められたら、仏になれるかも。拝まれるわ・・・。
それぐらい世の中は腐・・・。