英語講師の仕事の息抜き日記

教室や身の回りで起こる、ちょっとした出来事を書き綴ってみました。
あなたの仕事の息抜きにお寄り下さい。

日本人学習者の弱点:冠詞

2005-06-30 23:09:04 | 英語表現
毎日蒸し暑いですね。今大学は試験前の忙しい時期で、学生も教員も疲れています。そしてそんな時は楽しい計画を立てたくなるもの。今日はいろいろなところでパーティの計画を耳にしました。試験最終日には学生とのピザパーティと同僚との焼き鳥屋での飲み会が重なりそうです。さあ、わたしはどっちを楽しみにしているでしょうか?

ところでわたしは英文法の授業を週に一回教えています。これは選択の授業のため、やる気のある学生ばかりなのですが、冠詞の使い方はなかなか難しいようです。日本語には冠詞がないですからね。冠詞の問題を10問ご紹介しますので興味のある方はやってみて下さい。間違いが3問以内であれば、あなたはかなりデキル人でしょう。答えは一番下にあります。

Write the, a, or an in the space provided. If no article is needed, write X in the space.(空欄に the か a か an を入れて下さい。 何も入れる必要のない場合は X を入れてください)

1. My red pen is out of ( ) ink.
2. I have got ( ) idea!
3. I went to a party last weekend and had ( ) good time.
4. ( ) members of that baseball team were young and tough.
5. I saw a nice car yesterday. ( ) car was an old Honda.
6. I bought ( ) yellow hat yesterday.
7. The Japan Times is ( ) Japanese newspaper.
8. Some people say that ( ) money is the most important thing.
9. I want to live in a place where there are ( ) long hot summers.
10.This car is made by ( ) European company.



Answer: 1. x 2. an 3. a 4. The 5. The 6. a 7. a 8. x 9. x 10. a    どうでしたか?
間違え易いのは 6. と 10. です。 yellow も European も母音と間違えてan と入れてしまう人が多いようです。

ちなみに、わたしが楽しみにしているパーティはピザパーティの方です。

それではまた、
人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

カワイイのでつい・・・

2005-06-29 15:35:52 | 日本の大学生活
My name is Flan. I am 9 months old. I am a boy. Am I handsome?


先週、教科書を離れて自由に英語での会話を楽しもうという授業があり、生徒が話題となるような家族やペットの写真を持ってきました。小グループに別れて話したのですが、あるグループは一名を除いて(その一名はなぜかモトカノの写真を持ってきた)かわいい子犬の写真が集まり、わたしは目を奪われてしまったのです。以下、授業後の生徒との会話。

わたし:ホントにみんなかわいい子犬だね。その画像ほしいな・・・
生徒たち:ええー!?
わたし:実はわたしブログやっているんだけど(ついに言ってしまった)、カワイイから載せたい。メールで送って欲しいナ。
モトカノ写真を持ってきたT男:やめたほうがいいぞ。きっと自分の犬みたいなこと書くぞ。「子犬が産まれました」とか言って。
わたし:そーんなこと書かないわよ。
ヨークシャーテリア写真のY男:じゃあ俺も載せて。
わたし:ええっ!
モトカノ写真のT男:じゃあ俺も一緒に載せて!
わたし:あんた達なんか載せたら、みんなが見なくなるわい!

そこで、フランちゃんの写真を持ってきたマサトくん: 僕は別にフランの写真だけでいいよ・・・

そして優しいマサト君はその日のうちにこの画像をメールで送ってきてくれたのです。だから載せちゃいました。


だけど、案外みんな出たがり屋だったのね・・・



見るだけで感動する人

2005-06-28 19:24:14 | Weblog
Photo:The Izu Peninsula, Japan

前回、有名人の目撃談を紹介しましたが、目撃した人が皆異口同音に「感動した!」という方々がいることをお伝えしておきたいと思います。それは皇室です。

ある20歳の男子大学生は神宮外苑を歩いていると、天皇陛下がいらっしゃるから止まるようにと警官から指示されたそうです。それからほどなくして黒い車の列が現れ、その一台から手を振る天皇陛下の姿が見えたそうです。天皇陛下と目が合ったその瞬間、「感動で涙が出そうになった」と真剣に言っていました。

わたしの友人で人生の半分を海外で過ごしてきた女ミキ(6月1日の「おかしな日本人?」にでてくるミキ)でさえ、同じようなことを言っていました。彼氏と葉山にドライブへ行った時に急に警官に車を止められ、外で立つように言われたそうです。彼氏と二人でブーブー言いながら立っていたそうですが、しばらくして黒い車が現れ、そこから手を振る皇太子様を見るやいなや、ミキはちぎれるばかりに自分の手を振って「浩宮さまーっ!」と叫んでしまったそうです。自分でもびっくりしたと言っていました。「本当に自分達はラッキーだったわ」と言い、浩宮様がどんなにすてきな男性であったかを熱く語っていました。彼女いわく「あんなに気品のある人を見たことがない」とのことです。

こんな話を聞く度に、皇室のある国に生まれてよかったな、と思います。

森下愛子か青木さやか?

2005-06-24 15:00:04 | 日本の大学生活
「先生って、女優の森下愛子にそっくり。」授業の後、とってもかわいい女の子二人が話しかけてきた。わたしは気をよくして 「そおお?ありがとう。」
「目なんてそのまんまだよ!」わたしは調子に乗って、「実は以前良く言われたのよね。」

するとそこへ、授業中日本語が多くてわたしにいつもおこられる男Tが現れ、「僕は青木さやかのほうが似ていると思いまーす」と言って去ろうとした。

わたしはすばやく、今まさに教室を出ようとするTの方を向き、「ぜんぜんっ、似てなーいっ!」と叫んだが、叫び終わる前に出て行ってしまった。

ちなみに、わたしは森下愛子にもたいして似ていないが、青木さやかには全く似ていない。わたしは華奢ですから。青木さやかさんのように、健康的で、エネルギッシュな雰囲気はありません。

誰々に似ていると言う表現は、英語では look like がよく使われます。ただ、これは外見が似ている場合のみで、性格が似ている場合には、be動詞+like が使われます。

例えば、"She looks like Aiko Morishita, but she is like Sayaka Aoki."
意味は、「彼女は外見は森下愛子に似ているけど、性格は青木さやかに似ている。」

この例文とわたしとはなんの関係もありません。念のため。今日の話の流れから、わかり易いかナ、と思って使いました。

芸能人の名前が出たところで、次回は(おそらく月曜日)ちょっとミーハーに有名人目撃談集をお送りしたいと思います。少し英語をからめて。

それではまた、
Talk to you, soon,

日本ではありえない話

2005-06-22 17:13:23 | アメリカ生活
海外へ行くと、自分の持っていた常識を打ち破るような出来事に出会ったりする。カリフォルニアのスーパーマーケットで長いレジの列に並んでいるとき、カートからまだ支払いの済んでいないはずの商品を取り出して食べているアメリカ人を見てびっくりした。その人はレジの順番が来ると、チョコバーのアイスをくわえながら、「あと、コレの分」みたいな感じでアイス代を払っていた。

今日、学生が“Do you think people should be honest at all times? (人はいつも正直でいるべきか)?"という題でエッセイを書いた。その中に、「お店で服を試着すると、店員はたいてい事実とは関係なく、『よくおにあいですよ』みたいなことを言うものだ」と書いてあるものがあった。その通りかもしれない。しかし、わたしの同僚に起こったあるアメリカでの出来事を思い出した。

オレゴン州のポートランドへ数人の同僚と共に仕事で出かけた時のこと。空き時間にそれぞれ買い物へ行き、そのあと全員で夕食を食べた。みんなで買ったものを見せあっている時、一人が、「いやさー、アメリカっていいねー。ほんっとに」と感慨深げに話し出した。聞いてみると彼女はブティックでブルーのセクシー系のドレスを見つけ、試着したのだそうだ。そのドレスを着て、試着室のカーテンをさっと開けると、前に立っていた店員は首を横に振りながら、”Mmm... You don't look good" と言ったのだそうだ。彼女は一瞬あっけにとられたが、その店員は、「コリャダメだ」というジェスチャーと表情で、さらにだめ押しをしてくれたらしい。

彼女も似合っているとは自分でも思わなかったそうだが、気に入った服には理由もなく楽観的になるのが女心。他人から似合うと言われたら買っていただろうと言う。「高い買い物しないですんだわ。アメリカ人て正直でいいわ」と言っていた。でも「チョットだけ傷付いている自分がいるのよね。だからみんなに話して笑ってもらうわー」とサバサバした彼女らしく明るく笑っていた。みんなも「信じられないね、日本ならありえないね」と言いながら、一緒に笑った。

日本の常識はアメリカの常識にあらず。自分の常識が崩されるような体験は、「外国に来たな」と実感させられることの一つかもしれない。

英会話学習の秘訣 2;自主学習のコツ

2005-06-21 21:44:21 | 英語学習法
前回は英会話学校での学び方について書いたが、今日は自主学習のコツについてお話ししたい。自分で学習するのは、英会話学校へ通うよりも強い意志が必要のようだが、これもやりかたしだいだと思う。「英語の勉強のため、と家で衛星放送を毎日聞いているが戦争のことばかりで気が滅入る」という話を聞いたことがある。やはり、学習を続けるには自分で楽しいと思えるほうがいい。そんな学習法の一つは、洋画を見ることではないだろうか。

最近のものよりも古い映画の方が英語の勉強には向いている。往年の俳優ははっきりと丁寧に話すので理解しやすく、英語学習者には映画を見終わったあとの満足度が高いはずだ。マリリン・モンローの「7年目の浮気」は聞き取りやすい上に話も単純なので、ビギナーにもおすすめ。「浮気」なんていう言葉が入っているので危険な映画と誤解する(そしてちょっとうれしそうな顔をする)学生もいるが、全くそんなことはなく、明るいコメディーだ。映画に深いメッセージを求める人にはあまりお勧めできないが、英語の教材としては良い。

「僕はオードリー・ヘップバーンの方が好き」と言う学生もいた。それなら、オードリー・ヘップバーンがいいと思う。オードリー・ヘップバーンの英語もとてもきれいだ。好きな人の話す英語なら聞こうとする意欲もより高まることだろうし、繰り返し聞くのも苦にならないだろう。わたしは、オードリー・ヘップバーンの映画では「パリの恋人」が好き。ストーリーの面白さもさることながら、ミュージカル音楽と共にパリの名所もたくさん映され、見ていて幸せな興奮に包まれる。

「学習」というと「つらいけどがんばること」と思われがちだけど、そうとも限らない。がんばっている、と思わずに楽しみながら自分が夢中になれる方法を見つけることが成功する学習のコツだと思う。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

英会話学習の秘訣;かしこい英会話学校の利用法

2005-06-20 21:08:32 | 英語学習法
最近、英会話学校に通っていたり、個人的に英会話を教わっている人も多いと思う。わたしは自分の仕事柄、よく英会話学習のコツって何?と聞かれることがある。学習者によって様々な答えがあると思うが、今日は誰にでもあてはまるコツの一つを伝えたいと思う。

英会話を効率良く学ぶのにまずたいせつなのは、授業を休まないということだ。あたりまえのことのようだが、案外これが難しい。わたしは現在の仕事に就く前、都内の大手英会話学校で働いていたことがあるが、学校全体でも一年のコースを皆勤で来る生徒はめったにいなかった。

休まずに来ることのメリットは、教科書の遅れをとらないとか、英語を話す機会を定期的に持つ、などがすぐに思い浮かぶと思うが、忘れられがちなのは教師との信頼関係を築けるということだ。教師から見て毎回休まずに来る生徒はかわいい。たとえ自分よりひとまわりもふたまわりも年上の生徒であっても。そして、「なんとかできるようにしてあげたい」という気持ちになるのだ。また、それと同時に、その生徒に対する教師としての責任感も湧いてくる。心ある教師ならば、毎回休まずに授業に出ている生徒が上達しないという状況は、教師としてのプライドが許さないはずだ。

つまり、生徒が休まずクラスに出ることによって、教師との信頼関係を築くと同時に、教師に責任感を植え付けることができるわけだ。同じ授業を受けるのであれば、気持ちの通じ合っている先生の方が、質問もしやすいし、教師のほうでも、生徒の間違いを指摘し易い。もちろん、生徒が休みがちだからといって、手を抜く教師はいないと思うが、一生懸命さを感じる生徒には自然と力が入るものだ。つまりプラスアルファーがつくわけだ。これは正直な教師なら誰もが認めることだと思う。

もしあなたが今、英会話を誰かに習っているのであれば、できるだけ休まないほうがいいと思う。ただ、働いているとどうしても休まざるをえない時もある。そんな時は一本電話をいれるなり、次に出てきた時に、一言理由を伝えておくことをお勧めする。そんな一言で信頼関係を弱めずに済むものだから。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

アジアンタムパワー

2005-06-19 20:19:32 | Weblog
この週末はいかがでしたか?関東地方はどんよりとしたお天気でしたね。わたしの家ではベランダで一度枯れてしまったアジアンタムが復活しました。湿度が高いせいですね。茶色く枯れた小さな葉の間からきれいな緑の葉のかたまりが見えています。植物の生命力の強さを感じます。

生命力と言えば、リビングには、昨年の暮れに買ったシクラメンがまだ咲いているのです。これも一度花が全て無くなったのですが、もう捨てようかと思っていたところで小さなつぼみを一つ見つけ、こまめに水をやっていたら、またいくつもの花を咲かせるようになりました。買ったときのような勢いはありませんが、花が咲く限り置いておこうと思っています。こんな植物を見ていると自分にも少し力が湧いてくる気がします。

また明日から新しい週が始まりますね。どうぞあなたにとって良い一週間となりますように!次回は英会話習得の秘訣について書こうと思っています。

それではまた、
Talk to you soon,

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

ラブレターの翻訳?

2005-06-17 19:27:38 | Weblog
この前、翻訳をしていた頃のことを書いて(6/14投稿)思い出したのだが、ちょうどそのころ、もう一つ変わった出来事があった。

それはある日の夕方のこと、受付の女性が言いにくそうにわたしに相談に来たことから始まる。「あのー、変なお客さまがいらして、『翻訳代は払えないから、内容を口頭でいいから伝えてくれないか』って言うんですけど...」ええっ、そんなのあり?と驚いて返事に困った。どうも、「お願いします」とねばられてしまったらしい。「物はなんなの?」と尋ねると、「個人的な手紙のようで、2ページです。」まあそれくらいなら、と奥に通してもらった。

しばらくすると、「すいませーん」という高い大きな声と共に、40代半ばか後半くらいの大柄な女性が入ってきた。長い黒髪をカールさせ、花柄模様の服を着た、ちょっとオトメチックで、自分の年齢にも時代にも左右されないマイペースなタイプ、という印象だった。美人という印象はなかったが、顔全体で気持ちを表現する、日本人離れした感じの人だった。彼女が差し出したのは、アメリカの切手が貼られた一通の手紙だった。差出し人はJason という男性の名前が書いてある。「あら、恋人からの手紙なんですね」と言うと、手と首をバタバタ振りながら、「違いますーっ、ジャストフレンドですー、ジャストフレンド!」となぜかそこだけ英語。まあ、なんでもいいからサッサと終わらせようと手紙を読みはじめた。彼女はまるで神託を待つ民、といった面持ちでじっとわたしの方を見ながら待っていた。

内容を伝え始めた。「日本ではとても楽しく過ごせたと言っていますね。いろいろな所に出かけたけれど、すべてよかったといっています。」彼女はニコニコしながら嬉しそうに静かに聞いている。そして手紙の中盤に入り、「あなたがいなくて寂しいって言っていますよ。アメリカに帰ってから、あなたのことばかり考えているって言っています」と聞くやいなや、「ええーっ!」と突然、部屋の壁が振動するような声をあげ、「わたしも、わたしもよ、ジェイソーン!」と叫んだ。わたしは一瞬、自分が巫女にでもなって、ジェイソンを呼び出してしまったような錯覚に陥った。「わたし、ずっと好きだったんですー」って言われても、わたしも困ってしまう。「とにかく、すぐに手紙を書くなり、お電話をかけるなりしたらいかがですか」と言って帰っていただいた。

翌日職場に行くと、受付の人から、「先ほど昨日の女性がまたいらっしゃいまして、お礼にとあんみつを置いていかれました」と言う。事務所の冷蔵庫を開けてみると、いかにもスーパーで買いましたという感じのあんみつが3つばらで置いてあった。本当にお金がなかったのね、と少し同情。このぽつんと置かれた3つのあんみつの姿はどこか滑稽で、ちょっと物悲しく、今でもはっきり目に浮かぶ。受付にはちょうど3人の女性がいたので、彼女たちに食べてもらった。

あの女性は今ごろどうしているだろう?ジェイソンさんと二人でアメリカで幸せに暮らしていたらいいな、と思う。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

ラスベガスで億万長者!

2005-06-14 21:12:55 | Weblog
前回に引き続き、ラスベガスのお話。

それは、今の仕事に就く前、通訳や翻訳の仕事をしていた時のことです。ある日、受付係の人から、「急ぎで翻訳をお願いします」と渡されたのは、3ページの英文でした。まずざっと目を通そうと読み始め、内容が分かってくると全身に鳥肌がたちました。それは、ラスベガスのとある大型ホテルでJackpot を当てた顧客への手紙だったのです。

その手紙は、公証人を探すことを促し、必要書類の説明がされていました。受け取る金額はあまりにもゼロが多すぎて今となってははっきり覚えていないのですが、ドリームジャンボなんて目じゃない額だったと思います。受け取り方は二つの選択があり、一度に全額受け取る方法と、毎年何千万という金額を3~40年に渡って受け取るという方法でした。いずれにしろ、「もうこの人は一生働かなくても十分ぜいたくに生きていけるお金を手にしたんだ」と思ったことを覚えています。

受付の人に「どんな人が来たの?」と尋ねると、「某会社の作業服をきた若いサラリーマンだった」とのことでした。翌日書類をとりに来るというので、のぞいてみると確かに20代前半くらいの若者が来ました。でも作業服ではなく、私服で、おまけに女連れでした。きっと彼の人生は大きく変わったのでしょう。

手紙を読んでいるだけでも相当興奮しましたが、この彼はいったいどれほど興奮したのかと思うとまるで想像もつきません。この仕事を終えて、こんな人って本当にいるんだなーと思いました。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

ラスベガスの法則

2005-06-13 21:22:38 | Weblog
Photo:Today's Sky
先日、数年前に教えた生徒達と集まる機会がありました。そのうちの一人が最近ラスベガスへ行き、初めてルーレットをやってきたそうです。コツを飲み込むとおもしろいように儲かりはじめ、気が付くと彼のテーブルの回りにはすごい数のギャラリーができあがっていたとか。アメリカ人のギャラリーが大歓声と大きなアクションで応援するので、彼もいっしょになって、大振りのジェスチャーで"Oh, my god!"とかやっていたらしい。彼が賭けに出ると、ギャラリーが一斉に、「オー」というのが気持ち良く、つい調子に乗って大きく賭けたところで,すべてパーになってしまったそうです。

こういう話って聞いたことありませんか?わたしはこれで3度目くらいです。ラスベガスのルーレットで儲かりはじめると、人だかりができ、引くに引けず、賭けたところでスッカラカンになってしまう。これはもう法則といってよいのではないかと思うくらいです。

その彼に言わせると儲けるコツは、「ディーラーへのチップをはずむこと」だそうです。「必ず当たる」と言っていました。今回のことを教訓として、次に休みがとれたらまたラスベガスへ行くと言っていました。今度は「チップを渡して儲けたところで、逃げる」という筋を全うしてくるつもりだそうです。

ラスベガスでルーレットで日本人が儲かった話はわたしの回りでは聞いたことが無いので、ぜひがんばってほしいものだと思います。みなさんの回りではいますか?スロットマシーンで儲けた話は案外聞きますけどね。友人の中にも、家族4人の旅費が浮いた人がいました。

ラスベガスの話をしたついでですので、次回はラスベガスのスロットで億万長者になった日本人観光客の話をしたいと思います。

それではまた、

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

写真についての補足

2005-06-12 19:44:38 | Weblog
Photo: Noumea, New Caledonia

また来てくれたあなた、ありがとう。そして初めてのあなた、こんにちは。ブログを始めて2週間。同僚に知らせず、もちろん学生にも告げず、密かにやっているこのブログ。ちょこちょこ更新しているのも、見てくれているあなたのおかげです。

ところで、毎回、記事と共に載せている写真ですが、日本で最近とったものか、海外でとった、または送られてきたものです。Two Ducks in Paris (5月31日)は一見、パリの鴨だか東京の鴨だかわからないようにも見えますが、水面を見ていただくと、日本とは違う街並が映っているのがわかるはずです。

また明日から仕事ですね。あなたにとって良い一週間が始まりますように。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

それではまた、
Talk to you, soon,

アメリカ人の名前の付け方

2005-06-10 19:20:29 | News and Culture
アメリカ人はどうやって子供の名前を決めるのか?学生から尋ねられたこの質問をアメリカ人で子供がいる二人の同僚に聞いてみました。ショーン(3歳の息子がいる)とレスリー(2歳の娘がいる。6月3日の投稿にも出てくる)によると、3つぐらいのパターンがあるそうです。

まず、親族の誰かと同じ名前。おじいさんやおばあさん、叔父さんや叔母さんなど。確かに、アメリカにいる友人の一人は母親と同じ名前で、わたしが電話をかけて他の家族が出ると、"Big one or small one?(大きいほうか小さいほうか)?" と聞かれます。紛らわしいようだけれど、先に生まれた人が家族親戚から愛されたように、新しく生まれた子供もまわりに愛されてほしい、という願いがこめられているのかもしれません。

次は、有名人と同じ名前。俳優や歌手、オリンピック選手など。これは日本にも共通するところがありますね。レスリーの友人の子供はBruceという名前で、これはその友人がBruce Wills の大ファンだからだそうです。

3番目は、Bible(聖書)や Greek Mythology (ギリシャ神話)などから名前をとったもの。Melissa やMichaelなど、案外聞き慣れた名前がたくさんあります。

また、アメリカ人と日本人との国際結婚の場合には、日本語表記もしやすい英語名、たとえば、リサとかエリカなどが選ばれます。ショーンの子供もレスリーの子供もこのパターンです。これは名前が限られてくるため、選択の余地があまり無い、と言っていました。

3人で話しているうちにある事に気づきました。日本人は名前をつける時に漢字の意味を重視するが、アメリカ人は名前の響き、つまり音をたいせつにする、ということです。ショーンもレスリーも声にだしてみて「コレがいい!」と感じた名前を選んでいるとのこと。彼らの日本人の奥さんとだんなさんは、意味を考えながら漢字を選んでいたそうです。レスリーの場合は、だんなさんのお母さんが、さらにその名前をお寺に持っていき、最終的に漢字が決まったそうで、その習慣の違いにちょっと驚いていました。

文化の違いはいろいろなところにあるものです。でも良い名前を付けてあげたいという気持ちの点では日本もアメリカも同じだな、という気がしました。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

間違えたら自分でも笑っちゃおう!

2005-06-07 21:25:34 | 英語学習法
Photo: Campus

わたしの教えている大学では、オールイングリッシュというポリシーがあり、英語の授業中全ての会話が英語のみで行われています。一年生の学生はなかなか慣れるまでに時間がかかり、おかしな間違いがよく聞かれます。

ある日の授業終了後、質問のあるらしい学生が、"May I help you?" と言って近づいて来ました。これは店員がお店に入ってきたお客さんによく言う台詞で、思わず"No Thank you."と言いたくなるところですが、きっと質問だろうと思い、"Do you have a question?" と尋ねると、「まさにその通りです」という顔をしてうなずきました。こんな間違いはまだ無難なほうで、同僚のイギリス人女性ドナのクラスでは授業中トイレに行きたくなった男子学生が、 "May I go to the rest room(トイレに行ってもいいですか)?" のかわりに、"Shall we go to the restroom? (一緒にトイレに行きましょう)" と言ってきたそうです。思わず彼女は笑いながら、“I am OK. Thank you for asking me(わたしは大丈夫よ。さそってくれてありがとう)”と言うと, 彼は自分の間違いに気付いて赤面。クスクス笑いの広がる教室を慌てて出て行ったとのこと。

人前で間違えるのは恥ずかしいことですが、恥をかいて学んだことはよく覚えていたりするもの。We all learn by mistakes. 間違えて回りに笑いを与えたすべての子にエールを送りたい。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック

食事と音楽

2005-06-05 19:34:06 | Weblog
週末をいかがお過ごしでしたか? わたしは日曜日はいつも朝8時頃に起き、遅い朝食を「題名の無い音楽会」を見ながら食べます。ルッコラとトマトのサラダ、クロワッサンにソーセージ。簡単な朝食だけど、いい音楽を聴きながらだとおいしい。今日はケニー・Gがゲストでした。音楽は食べ物にのせる最後のスパイスといったところでしょうか。あるとないとでは味が全然違います。

先月、Live Imageのコンサートに行きましたが、帰りに食べたイタリアンがとてもおいしく感じられた。そういえば、いい絵画を見たあとの食事もおいしい。芸術が人の感性を刺激し、五感の一つである味覚も鋭くなるということでしょうか。

今日は正午までに仕事をこなし(正確には切り上げですが)、お昼はできたての豆腐がおいしいという評判のアジアンムードのお店でランチ。沖縄民謡を聴きながら食べる、沖縄のにがり入り豆腐は最高に美味でした。

人気ブログランキングに登録を始めました。どうぞ応援よろしくお願いします!
人気ブログランキング、ココをクリック