英語講師の仕事の息抜き日記

教室や身の回りで起こる、ちょっとした出来事を書き綴ってみました。
あなたの仕事の息抜きにお寄り下さい。

英会話学習の秘訣;かしこい英会話学校の利用法

2005-06-20 21:08:32 | 英語学習法
最近、英会話学校に通っていたり、個人的に英会話を教わっている人も多いと思う。わたしは自分の仕事柄、よく英会話学習のコツって何?と聞かれることがある。学習者によって様々な答えがあると思うが、今日は誰にでもあてはまるコツの一つを伝えたいと思う。

英会話を効率良く学ぶのにまずたいせつなのは、授業を休まないということだ。あたりまえのことのようだが、案外これが難しい。わたしは現在の仕事に就く前、都内の大手英会話学校で働いていたことがあるが、学校全体でも一年のコースを皆勤で来る生徒はめったにいなかった。

休まずに来ることのメリットは、教科書の遅れをとらないとか、英語を話す機会を定期的に持つ、などがすぐに思い浮かぶと思うが、忘れられがちなのは教師との信頼関係を築けるということだ。教師から見て毎回休まずに来る生徒はかわいい。たとえ自分よりひとまわりもふたまわりも年上の生徒であっても。そして、「なんとかできるようにしてあげたい」という気持ちになるのだ。また、それと同時に、その生徒に対する教師としての責任感も湧いてくる。心ある教師ならば、毎回休まずに授業に出ている生徒が上達しないという状況は、教師としてのプライドが許さないはずだ。

つまり、生徒が休まずクラスに出ることによって、教師との信頼関係を築くと同時に、教師に責任感を植え付けることができるわけだ。同じ授業を受けるのであれば、気持ちの通じ合っている先生の方が、質問もしやすいし、教師のほうでも、生徒の間違いを指摘し易い。もちろん、生徒が休みがちだからといって、手を抜く教師はいないと思うが、一生懸命さを感じる生徒には自然と力が入るものだ。つまりプラスアルファーがつくわけだ。これは正直な教師なら誰もが認めることだと思う。

もしあなたが今、英会話を誰かに習っているのであれば、できるだけ休まないほうがいいと思う。ただ、働いているとどうしても休まざるをえない時もある。そんな時は一本電話をいれるなり、次に出てきた時に、一言理由を伝えておくことをお勧めする。そんな一言で信頼関係を弱めずに済むものだから。

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