学習スタイルというのは、個人が好む学び方の傾向のことです。視覚型(見て学ぶ)や聴覚型(聞いて学ぶ)などがよく言われる例です。
語学学習やその他の学習においてこの学習スタイルという言葉が注目されるようになったのは、日本ではわりと最近のようですが、アメリカでは、学習ストラテジーが注目されはじめた80年代には既に盛んに研究されています。
わたしがアメリカにいたのは、90年代の後半ですが、教育機関はもちろん、企業においても、個人の学習スタイルを考慮することは重視されているようでした。
知り合いのアメリカ人いわく、さまざまな人種のいるアメリカでは、個人の違いを認識し、その違いに留意することは必要不可欠とのことです。
そして、学習スタイルの分類についてですが、さまざまな分類があり、「現時点では圧倒的な影響力を持つスタイル分類が存在するわけではない」とされています。(「言語学習と学習ストラテジー」2005)
4つぐらいの分析もあれば、17種類の分析もあります。学習ストラテジーの大家である、Oxford, R. L.は、5つの観点から11分類しています。
Reid, J. M.は、1987年に発表した「母語の違いによる学習スタイルの違い」に関する研究で、視覚、聴覚、運動感覚、触覚、集団型、個人型という6つの分類を使用しています。
わたし個人としては、C.I.T.E. instrument(1976)という学習スタイルを計るテストの分類が、教育やビジネスの現場においては、実践的な価値があるように感じられます。
わたしが東京の私立大学(ICU)で学習ストラテジーコースという教科のコーディネイターをしていたときは、このテストを含んだ教科書(College Study Strategies: Thinking and Learning)を採用させていただき、学生に自己分析をさせていました。
このテストでは、基本的には9つの分類があります。視覚型や聴覚型をひとまとめにせず、言葉では視覚(Viisual language)、数字は聴覚(Auditory numerical)という言う分類になります。わたし自身は、このテストで数字に関して視覚傾向が強いことがわかり、大事な予定はカレンダーに大きく記すようにしています。
また、Major, Minor, Negligibleという3つの観点で、個人の学習スタイルを分析するため、自分にとって最も強い傾向(Major)がわかると共に、補助的な(Minor)学習スタイルや苦手な(Negligible)スタイルもわかります。
効率よく学習する、または仕事をするという点で、自分自身について理解しておくことは有効ではないかと思います。
さらに詳しい学習スタイルの研究については、下の本の第2章をご覧ください。
CITEについては、CITE Learning Instrumentをご覧ください。
語学学習やその他の学習においてこの学習スタイルという言葉が注目されるようになったのは、日本ではわりと最近のようですが、アメリカでは、学習ストラテジーが注目されはじめた80年代には既に盛んに研究されています。
わたしがアメリカにいたのは、90年代の後半ですが、教育機関はもちろん、企業においても、個人の学習スタイルを考慮することは重視されているようでした。
知り合いのアメリカ人いわく、さまざまな人種のいるアメリカでは、個人の違いを認識し、その違いに留意することは必要不可欠とのことです。
そして、学習スタイルの分類についてですが、さまざまな分類があり、「現時点では圧倒的な影響力を持つスタイル分類が存在するわけではない」とされています。(「言語学習と学習ストラテジー」2005)
4つぐらいの分析もあれば、17種類の分析もあります。学習ストラテジーの大家である、Oxford, R. L.は、5つの観点から11分類しています。
Reid, J. M.は、1987年に発表した「母語の違いによる学習スタイルの違い」に関する研究で、視覚、聴覚、運動感覚、触覚、集団型、個人型という6つの分類を使用しています。
わたし個人としては、C.I.T.E. instrument(1976)という学習スタイルを計るテストの分類が、教育やビジネスの現場においては、実践的な価値があるように感じられます。
わたしが東京の私立大学(ICU)で学習ストラテジーコースという教科のコーディネイターをしていたときは、このテストを含んだ教科書(College Study Strategies: Thinking and Learning)を採用させていただき、学生に自己分析をさせていました。
このテストでは、基本的には9つの分類があります。視覚型や聴覚型をひとまとめにせず、言葉では視覚(Viisual language)、数字は聴覚(Auditory numerical)という言う分類になります。わたし自身は、このテストで数字に関して視覚傾向が強いことがわかり、大事な予定はカレンダーに大きく記すようにしています。
また、Major, Minor, Negligibleという3つの観点で、個人の学習スタイルを分析するため、自分にとって最も強い傾向(Major)がわかると共に、補助的な(Minor)学習スタイルや苦手な(Negligible)スタイルもわかります。
効率よく学習する、または仕事をするという点で、自分自身について理解しておくことは有効ではないかと思います。
さらに詳しい学習スタイルの研究については、下の本の第2章をご覧ください。
言語学習と学習ストラテジー―自律学習に向けた応用言語学からのアプローチ大学英語教育学会 学習ストラテジー研究会リーベル出版このアイテムの詳細を見る |
CITEについては、CITE Learning Instrumentをご覧ください。
そして初めてブログ読ませて頂きました。
きっかけは今年2月から主人の仕事の都合で
アメリカでの生活が始まっており、美容院に
そろそろ行きたいな・・と検索をした事でした。
英語の勉強法など、読ませて頂きました。
私はお恥ずかしいくらい英語ができません。
今は週に一度ESLに通い英語を勉強しています。
今一番感じている事はコミュニケーションが伝わらない歯がゆさです。少しでも冗談や何でもいいから
言葉を返したりしたいなと日々過ごしています。
最近は野球に興味を持ち、地元チームを応援したり
しています。勉強法にも記載されていた通り
自分の興味のある本や雑誌などにも目を通す事を
始めようと思いました。長くなりましたが、また
ブログを拝見させて頂きたいと思います。
アドバイスありがとうございます。
2月からアメリカ生活なのですね。最初は、なにもかもかってが違ってたいへんですよね。でも、積極的に勉強されていらしゃる様子ですから、きっと充実したすばらしいアメリカ生活になりますね。がんっばってください。わたしは、今アメリカでの生活が(大変だったことも含め)とても懐かしいです。
私事ですが、ついこの間、野球観戦してきました。
とっても楽しかったです。同時に楽しみが一つ
増えた事も自分にとっても良かったです。
ブログを楽しみにしております。
私も少しでも振り返った時に悔いのないよう
少しずつ頑張りたいと思います。
また訪問させて下さい。