英語講師の仕事の息抜き日記

教室や身の回りで起こる、ちょっとした出来事を書き綴ってみました。
あなたの仕事の息抜きにお寄り下さい。

アメリカ独立記念日に思う

2005-07-04 21:01:49 | アメリカ生活
仕事で今日の日付けを書いた時に気付きました。7月4日、アメリカ独立記念日です。この日、アメリカでは、いたるところででパレードがあり、夜は花火が上がります。

わたしは1994年から1998年まで北カリフォルニアで暮らしていました。サンフランシスコから南へ車で20分の静かな郊外、建物は平屋か二階建てのコンドミニアムばかりなので、空が広く、家からちょっと出るだけで花火がよく見えました。ちょうど大学も夏休みに入り、開放的な気分の時期です。芝生の上に座り、のんびりきれいな花火を見上げていると、アメリカ人でないわたしもメデタイ気分になりました。

アメリカ独立記念日はIndependence Dayと言い、文字どおりイギリスからの独立を祝う祝日ですが、independenceの形容詞形independentはアメリカ人の気質を表すのによく使われる言葉です。independentつまり、自立している、人に左右されない、という性質はアメリカ人にとって誇るべきことであり、そうあるように子供の頃から教育されているようです。

以前、アメリカの大学へ留学を希望する高校生に英語の指導をしていた女性が興味深いことを言っていました。「わたしは生徒のTOEFLの点数を上げることはできるが、性格は変えられない。」せっかく留学できるTOEFLの点数をとってアメリカに行っても、自立心のない子はアメリカでは生活していけない、という例を何回も見てきたそうです。留学をするという場合には語学だけでなく、精神的にも、その社会に適応する準備ができているか確認する必要があるかもしれません。

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