英語講師の仕事の息抜き日記

教室や身の回りで起こる、ちょっとした出来事を書き綴ってみました。
あなたの仕事の息抜きにお寄り下さい。

大学を去る学生の話

2005-07-08 21:44:31 | 日本の大学生活
Photo: A River in Gunma, Japan

日本人の同僚と話しながら帰った。今日、彼女が教えている二年生の学生の一人が大学をやめると伝えてきたそうだ。その学生は整体師になるための学校へ行く事を決めたらしい。彼女は両立することを勧めたが、「体力のいる仕事だから、若いうちに働きたい」と言って意志が固かったのだそうだ。彼女はその学生を昨年も教えており、熱心に勉強する子だったから残念だ、と言っていた。

わたしは、「いいんじゃない」と正直な感想を言った。はっきりとした目標がなく、なんとなく大学に来ている学生はたくさんいる。目標が見つかり、それが大学と違う場所にあるものならば、大学を去るのはしかたのない事だと思う。わたしはその子は偉いとさえ思った。「わたしがその子の親だったら嬉しいかもしれない」と言うと、「なんか、その子の親も『自分の道をみつけてくれてよかった』と言っているらしい」とのこと。それならもう、学校の先生がとやかくいうことはない。

大学というのは誰もが行かなければならないところではない。やりたいことが他にあるのならば、両立なんてことは考えずに、選んだ道をまっすぐに進んだ方がいい。学校の先生の中には、学校を出る事がすごくたいせつのことだと信じている人がいるが、外の世界の方がずっと広く、大切な事はもっとたくさんあると思う。勉強熱心だった学生ならば、選んだ道でも熱心にがんばるだろう。

人生って長いようで短いような気がする。自分のやりたいことを見つけた人は誰にも邪魔されることなく、その道をまっしぐらに進んで欲しい。

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がんばれロンドン!

2005-07-08 00:16:26 | News and Culture
Photo: Big Ben, London

2012年のオリンピック会場に決まった喜びの日の翌日に突然のテロとは、、、
今日は本当は「おめでとうロンドン!」というタイトルでブログを書こうと思っていた。朝から職場はオリンピック会場がロンドンに決まった話で盛り上がっていたのだ。うちの職場にはフランス人はいないが。イギリス人は二人いる。特に、ロンドン育ちの二ナは昨夜国際電話で母親と共に喜びを分かち合ったそうだ。彼女の嬉しそうな顔を見ているとこっちまで嬉しくなってきた。みんなも二ナにおめでとう!と声をかけた。

誰かが三度連続で落選しているフランスに同情して、"But . . . a little sorry for French people" と言ったら、二ナは断固とした口調で、"I'm not sorry for them!" と言った。シラク大統領のイギリスの食事に対するコメントは本当にイギリス人を怒らせたようだ。パリに勝てて嬉しい、というのが正直なロンドンっ子の気持ちらしい。

ブレア首相はテロリスト達を激しく非難し、決してテロに屈さないというコメントを発表した。
こうなると、2012年のロンドンでのオリンピックの成功を心から応援したくなってくる。
がんばれロンドン!

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