この礼拝堂が大変良かった。
何しろオカネモチで敷地も広大なもんだから、おうち専用の礼拝堂があるわけですよ。
そうねえ、多分大きさとしてはアルフリストンの教会とあんまり変わらないかなー。
ルリントンの教会よりはずっと大きい。
また中身が素晴らしい。
いや、先走らずにまずは外観から。


礼拝堂の前庭。小さいながら(そしてそこまで完成度は高くないながら)素敵な庭。
しまった、今見直したところ、内部の全体像の写真がない。
まあ大聖堂とかではないので、あんまりかっちりした設計の建物ではない。
必要に応じてもこもこ増築していった感のある建物。たしか4部屋くらいだった気がするなあ。

たしかここが2番目の部屋。

なんか文字が書いてあるが……どういう意味なんだろう。

第何代目かの公爵のお墓。上段には生前の似姿、下段は(見えにくいが)骸骨。

小さいとはいえ手の込んだステンドグラスを持ってはる。さすがお金持ち。

主礼拝堂の天井。美しい。天井がこんな風に木造デザインというのは小さい礼拝堂ならでは。
小さいとはいっても礼拝堂としては相当大きいです。

これも第15代目のお墓。

これは床に彫られているの。日本だったら墓石を踏みつけるなんてとんでもないことなのに、
西洋の教会の床にはよく人が埋められてるんだよなあ。不思議。
よくわからないんだけど、これはかなり初期の公爵夫婦の墓かな。
衣装的にはエリザベス朝よりもう少し前な感じですか。
奥さんは完成したけど、旦那は途中?それとも損傷した?

なんていうんだろう、この部分は。
ミサをあげる時に家族の人がここに座るという場所かとも思うが。
ここには立派な背広を着た恰幅のいいおじさんがいて、ガイドをしていた。
色々訊きたいことがあったのだが、どうもあんまり相手をしてくれなかったという印象がある。
やっと訊けたのが、「あの文字は何?どんな意味?」ということで、
ノーフォーク公の家訓らしい。
SOLA VIRTUS INVICTA.
(Courage or bravely alone is invincible 一応wikiでは「高潔さだけは征服できない」
と訳されているが、英語で聞いた説明だと「勇気こそ征服されざるもの」という感じか)
ECCE EGO VOBISCUM SUM OMUNIBUS DIEBUS.
(I wil be with you all of days 常に汝と共に とかそんな意味。)
2番目の方はたしか祭壇に書いてあった気がするので、家訓というより普遍的な
宗教的言い回しなんだろうか。
ちなみにノーフォーク公はイギリスには歴史的に珍しいカトリックの貴族で、
(ヘンリー8世以降イギリスは主に“イギリス国教会”という独自の宗派)
国第一の貴族でありながら宗教的には迫害を受けたこともあるそう。
キリスト教は色々あって大変な感じ。
文字の写し間違いとかあったらゴメン。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そしてですね。
ここまでさんざん写真を並べてきたが……実は、この礼拝堂のメインはこれからなのだ!
とても美しい彫刻があったの。




これは14代ノーフォーク公の墓。19世紀半ばの人。あら。意外に最近。
これ!という写真がないことに大変忸怩たるものを感じるが、本当にきれいだったんですよ。
この墓しかない、小さな部屋に入る光。真っ白い大理石に柔らかく当たって。
夢のように美しい。
持って帰れるものなら持って帰りたかった。まあ無理だけど。
礼拝堂には30分以上いたと思う。
十分堪能して外へ出ると、

イギリスはもう秋の気配ですね。
何しろオカネモチで敷地も広大なもんだから、おうち専用の礼拝堂があるわけですよ。
そうねえ、多分大きさとしてはアルフリストンの教会とあんまり変わらないかなー。
ルリントンの教会よりはずっと大きい。
また中身が素晴らしい。
いや、先走らずにまずは外観から。


礼拝堂の前庭。小さいながら(そしてそこまで完成度は高くないながら)素敵な庭。
しまった、今見直したところ、内部の全体像の写真がない。
まあ大聖堂とかではないので、あんまりかっちりした設計の建物ではない。
必要に応じてもこもこ増築していった感のある建物。たしか4部屋くらいだった気がするなあ。

たしかここが2番目の部屋。

なんか文字が書いてあるが……どういう意味なんだろう。

第何代目かの公爵のお墓。上段には生前の似姿、下段は(見えにくいが)骸骨。

小さいとはいえ手の込んだステンドグラスを持ってはる。さすがお金持ち。

主礼拝堂の天井。美しい。天井がこんな風に木造デザインというのは小さい礼拝堂ならでは。
小さいとはいっても礼拝堂としては相当大きいです。

これも第15代目のお墓。

これは床に彫られているの。日本だったら墓石を踏みつけるなんてとんでもないことなのに、
西洋の教会の床にはよく人が埋められてるんだよなあ。不思議。
よくわからないんだけど、これはかなり初期の公爵夫婦の墓かな。
衣装的にはエリザベス朝よりもう少し前な感じですか。
奥さんは完成したけど、旦那は途中?それとも損傷した?

なんていうんだろう、この部分は。
ミサをあげる時に家族の人がここに座るという場所かとも思うが。
ここには立派な背広を着た恰幅のいいおじさんがいて、ガイドをしていた。
色々訊きたいことがあったのだが、どうもあんまり相手をしてくれなかったという印象がある。
やっと訊けたのが、「あの文字は何?どんな意味?」ということで、
ノーフォーク公の家訓らしい。
SOLA VIRTUS INVICTA.
(Courage or bravely alone is invincible 一応wikiでは「高潔さだけは征服できない」
と訳されているが、英語で聞いた説明だと「勇気こそ征服されざるもの」という感じか)
ECCE EGO VOBISCUM SUM OMUNIBUS DIEBUS.
(I wil be with you all of days 常に汝と共に とかそんな意味。)
2番目の方はたしか祭壇に書いてあった気がするので、家訓というより普遍的な
宗教的言い回しなんだろうか。
ちなみにノーフォーク公はイギリスには歴史的に珍しいカトリックの貴族で、
(ヘンリー8世以降イギリスは主に“イギリス国教会”という独自の宗派)
国第一の貴族でありながら宗教的には迫害を受けたこともあるそう。
キリスト教は色々あって大変な感じ。
文字の写し間違いとかあったらゴメン。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そしてですね。
ここまでさんざん写真を並べてきたが……実は、この礼拝堂のメインはこれからなのだ!
とても美しい彫刻があったの。




これは14代ノーフォーク公の墓。19世紀半ばの人。あら。意外に最近。
これ!という写真がないことに大変忸怩たるものを感じるが、本当にきれいだったんですよ。
この墓しかない、小さな部屋に入る光。真っ白い大理石に柔らかく当たって。
夢のように美しい。
持って帰れるものなら持って帰りたかった。まあ無理だけど。
礼拝堂には30分以上いたと思う。
十分堪能して外へ出ると、

イギリスはもう秋の気配ですね。
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