たっきーブログ

遊び心満載の「時遊人」、さてきょうは...

体調管理の1つに「ういろううり」はいかがですか?

2016年09月26日 | 日記
たっきーです。

朝方雨が降っていましたが気温は上がり真夏日に近いお天気となりました。蒸し暑い!

こんな日は何をすべきか?

自宅でのんびりが一番ですが、どうも落ち着かなくて○ラ○ケに行ってきました。首と舌の手術をしてから喉、滑舌が悪くなり大きな声も出せなくなり、首の筋肉は固まったままでリハビリのためです。

1人○ラ○ケの方も多いようですが、私は相棒に連れて行ってもらう感じです。音楽は聴くのは好きですが歌うのはちょっと・・・

昔は記者やリポートもやっていたので滑舌もよく、標準語で話ができていましたが今は面影もありません⁈
滑舌をよくするのにアナウンサーや喋る職業をしている方はほとんどの方が教わっって練習したものがあります。
それをご紹介します。
ちょっと長いですよ!
一回喋ってみてください。滑舌よくなりますよ!

「ういろううり」
せっしゃおやかたともうすは、おたちあいのうちにごぞんじのおかたもござりましょうが、おえどをたってにじゅうりかみがた、そうしゅうおだわらいっしきまちをおすぎなされて、あおものちょうをのぼりへおいでなさるれば、らんかんばしとらやとうえもん、ただいまはていはついたして、えんさいとなのりまする。がんちょうよりおおつごもりまでおてにいれまするこのくすりは、むかしちんのくにのとうじん、ういろうというひと、わがちょうへきたり、みかどへさんだいのおりから、このくすりをふかくこめおき、もちゆるときはいちりゅうずつ、かんむりのすきまよりとりいだす。よってそのなをみかどより、「とうちんこう」とたまわる。すなわちには「いただき、すく、におい」とかいて「とうちんこう」ともうす。ただいまはこのくすり、ことのほかせじょうにひろまり、かたがたににせかんばんをだし、いや、おだわらの、はいだわらの、さんだわらの、すみだわらのといろいろにもうせども、ひらがなをもって「ういろう」としるせしはおやかたえんさいばかり。もしやおたちあいのうちにあたみかとうのさわへとうじにおいでなさるるか、またはいせごさんぐうのおりからは、かならずかどちがいなされまするな。おのぼりならばみぎのかた、おくだりなればひだりがわ、はっぽうがやつむね、おもてがみつむねぎょくどうづくり、ほうにはきくにきりのとうのごもんをごしゃめんあって、けいずただしきくすりでござる。いや、さいぜんよりかめいのじまんばかりもうしても、ごぞんじないかたにはしょうしんのこしょうのまるのみ、しらかわよふね、さらばいちりゅうたべかけて、そのきみあいをおめにかけましょう。まずこのくすりをかようにいちりゅうしたのうえにのせまして、ふくないへおさめますると、いや、どうもいえぬわ、い 、しん、はい、かんがすこやかになりて、くんぷうのんどよりきたり、こうちゅうびりょうをしょうずるがごとし。ぎょちょう、きのこ、めんるいのくいあわせ、そのほか、まんびょうそっこうあることかみのごとし。さてこのくすり、だいいちのきみょうには、したのまわることがぜにごまがはだしでにげる。ひょっとしたがまわりだすと、やもたてもたまらぬじゃ。そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ、あわやのんど、さたらなしたに、かげさしおん、はまのふたつはくちびるのけいちょう、かいごうさわやかに、あかさたなはまやらわ、おこそとのほもよろを、ひとつへぎへぎに、へぎほしはじかみ、ぼんまめぼんごめぼんごぼう、つみたでつみまめつみざんしょう、しょしゃざんのしゃそうじょう、こごめのなまがみこごめのなまがみこんこごめのこなまがみ、しゅすひじゅすしゅすしゅちん、おやもかへいこもかへいおやかへいこかへいこかへいおやかへい、ふるくりのきのふるきりくち。あまがっぱかばんがっぱか、きさまのきゃはんもかわぎゃはん、われらがきゃはんもかわぎゃはん、しっかわばかまのしっぽころびを、みはりはりなかにちょとぬうて、ぬうてちょとぶんだせ、かわらなでしこ、のぜきちく。のらにょらい、のらにょらい、みのらにょらいにむのらにょらい。ちょっとさきのおこぼとけに、おけつまずきゃるな、ほそどぶにどじょにょろり。きょうのなまだらならなままながつお、ちょっとしごかんめ、おちゃたちょ、ちゃたちょ、ちゃっとたちょちゃたちょ、あおたけちゃせんで、おちゃちゃっとたちゃ。くるはくるはなにがくる、こうやのやまのおこけらこぞう。たぬきひゃっぴきはしひゃくぜん、てんもくひゃっぱいぼうはっぴゃっぽん。ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ、あわせてぶぐばぐむぶぐばぐ。きくくりきくくりみきくくり、あわせてきくくりむきくくり。むぎごみむぎごみみむぎごみ、あわせてむぎごみむむぎごみ。あのなげしのながなぎなたはたがながなぎなたぞ。むこうのごまがらは、えのごまがらか、まごまがらか、あれこそほんのまごまがら。がらぴいがらぴいかざぐるま、おきゃがれこぼし、おきゃがれこぼうし、ゆんべもこぼして、またこぼした。たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、たっぽたっぽいっちょうだこ、おちたらにてくお、にてもやいてもくわれぬものは、ごとく、てっきゅう、かなくまどうじに、いしくま、いしもち、とらくま、とらきす、なかにもとうじのらしょうもんには、いばらきどうじがうでくりごごうつかんでおむしゃる、かのらいこうのひざもとさらず。ふな、きんかん、しいたけ、さだめてごたんな、そばきり、そうめん、うどんか、ぐどんなこしんぼち、こだなの、こしたの、こおけに、こみそが 、こあるぞ、こしゃくし、こもって、こすくって、こよこせ。おっとがてんだ、こころえたんぼのかわさき、かながわ、ほどがや、とづかは、はしっていけば、やいとをすりむく。さんりばかりか、ふじさわ、ひらつか、おおいそがしや、こいそのしゅくをななつおきして、そうてんそうそう、そうしゅうおだわらとうちんこう、かくれござらぬきせんぐんじゅのはなのおえどのはなういろう、あれ、あのはなをみておこころをおやわらぎやという。うぶこ、はうこにいたるるまで、このういろうのごひょうばん、ごぞんじないとはもうされまいまいつぶり、つのだせぼうだせぼうぼうまゆに、うすきぬすりばち、ばちばちがらがらがらと、はめをはずしてこんにちおいでのいずれもさまに、あげねばならぬ、うらねばならぬと、いきせいひっぱり、とうほうせかいのくすりのもとじめ、やくしにょらいもしょうらんあれとほほうやまって、ういろうはいらっしゃりませぬか。

どこで区切ってよいやらわかりにくいと思いますが、歌舞伎18番に入る芝居です。
ういろうは皆さんかよく食べるお菓子の外郎でなく薬のことです。

この「外郎売り」が簡単に喋られるようになれば、歌を歌ってもはっきりした言葉で伝わることでしょう。
歌うのが上手になるかはわかりませんが・・・

覚えて楽しい日々をお過ごし下さい。
コメント
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