piano class emi.i.

いいピアノを弾きたい

黒鍵の幅

2011年03月05日 | 演奏会
12時(11時57分)まで会場で16名ほどリハーサルをしました。
前日リハーサルは帰宅後 反省を修正できるし、ピアノの感触をゆっくり思い返すこともできるので、当日組よりお得な気がします。

楽器はスタインウェイ フルコンサート 成熟期は過ぎているけれど例によって打鍵に抵抗感が全くなく いわゆる軽い浅い
そして生徒さんが口々に云ったのは フォルテが出ない。
レッスンで私の家のヤマハは打鍵が重めで8帖の部屋に十分な湿り気を帯びてしっとりと鳴り響くので、今日ステージの上、客席400のホールでは音が隅々に行き渡っていくけれど 手元では音が跳ね返ってこず 「あれ?鳴らない、もっとフォルテが欲しい、頼りない、軽い、どんどん先走る…」という心境になっていきます。
どうしてもテンポが早くなりましたね。
楽器だけじゃなく 緊張感ゆえの心拍数過剰にもよりますが。

それにしても 特別このスタインウェイは黒鍵が細く感じた。(もともと数種類の楽器の中では細めにできている)にもかかわらず ここもこの楽器になってから3年ぶり2度目。その間自宅のピアノが新しいヤマハになり 私はおばさんになっただけだけ。 以前もこんなに細かったかなあ? 
スタインウェイは勿論いろんなホールで弾かせてもらっているけれど 今日は特別それを実感。
すみだトリフォニーの時も同じサイズだったけれど こんなに違和感はありませんでした。不思議だがホントウだ。微妙に規格が製造年、場所によって違っているのかな?まさか…。

我が家のFranz ヤマハC3がこれ

貴婦人は存じ上げないが まさしくそんな風情のスタインウェイ。お美しい。
でも うちのFranzがここの(我が家)スペースで出す 中音域は帰宅して弾いてみたが 私は好きです。

さて 明日の本番 残念ながら みゆちゃんはインフルエンザで欠席、社会人クラスのKさんもぎっくり腰で体調万全とはならず、期末試験期間の人、花粉症の人、いろいろ抱えての発表会。
 
全員が演奏する名曲をゆったりと楽しめますように。



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