piano class emi.i.

いいピアノを弾きたい

ため息

2009年01月08日 | 音楽教室
冬休み明け、見切れないほどたくさん練習してきた生徒さんも!いて今日もお昼からずっとしゃべり続けておりました。勿論ピアノを聴いて、それからいっしょに練習するわけですが、ピアノを聴いたというより、しゃべり続けたという感想です。
みんなわかってくれたかなあ・・・。

今日最後のレッスン曲はリストのため息。
6年生のYちゃん。毎日コンクールの東京大会入選、本選曲ハイドンのソナタ34番に苦しんだあと発表会のために選んだ曲はリストの「演奏会用練習曲3番」のちに『ため息』と名付けられた曲です。
細かい速い音符大好きの彼女には向いていると思ったのですが、譜読みが終った時点でどうきいても「はな息」
馬の鼻息。
「リスト!ため息!?」と喜んで譜読みしたわりにやはり「練習曲」感覚。
なげき悲しむところも「革命宣言」みたいで、もうため息が出ましたが、今週はだいぶ旋律が繋がってきて浮き上がってきて、鼻息も革命もなくなりました。
ただ伴奏部分のアルペジオを軽快に柔らかく弾くことばかり考えているとリズムがおかしくなり、へんなくせがついてしまって、あぶないあぶない。音の長さは同じでなければいけません。
小さく粒を揃えたい場合、しかも左右の手が交差して忙しく動きますから手の平が浮き足立ってしまいがちです。手の平はなるべく鍵盤を触るように打鍵ポイントは指の腹の部分を使って鍵盤を撫でるようにし、音を揃えたいです。
そのための練習方法はこのブログでは秘密にしておきましょうか。(笑)

曲の頭にaffettuoso=愛情を込めて
armonioso=よく調和して
legatissimo=よく繋げて
poco agitato=少しせきこんで ゴホンゴホン(うそ)

と言葉が添えてあるので それを守ろうとしなくちゃね。

最新の画像もっと見る