今日のレッスン曲ピックアップは即興曲2番です。
このブログをみて12月から私のところに来ることになった5年生のMちゃん。
前の先生はおっかなくて(笑)私とならおしゃべりできそうだという理由だとか。
ピアノが『表現すること』とわかっているお嬢さん。
さっそく3月の発表会にも出ますが、10月に体験レッスンに来て弾いてくれたショパンのワルツ1番を聴いて彼女にはこの曲を弾いてもらいたい。と閃きました。
案の定この曲3回目のレッスンですがまだ最後まで譜読みはしていませんが1回ごとのレッスンでどんどん曲想が出来上がっていきます。
譜読みの段階でイメージも固めていけるタイプ。
一番難しい出だしの部分がすでに出来上がってまいりました。
まだ手が小さいので2拍目のCisとDisが届かないので右手でDisを取りますから余計に左の上声をレガートに歌うことが難しいのですが、まず右手で旋律だと思ってたっぷり歌って弾いたものをしっかり耳に覚えこませ、同じようにそれを左手で(右手でDisを補助しながら)弾く練習をいっしょにしたのが前回。今日はもうだいたい美しくでこぼこなく弾きこなしていた。
「fisAisGisー」の箇所が2度繰り返し、もう一度念を押すような!というところもうまくまとめてくれた。あまりおおげさに念を押すとしつこいのでその辺がセンスの分かれ目。この写真はパダレフスキー版。スラーは6小節ひとくくりにかかっていますが、私は4小節と2小節に分ける気持ちで右手の主旋律に引渡したいと考えます。
続く右手の旋律も2度目のDisCisも同じ。fisDisCisの後押しだと・・・。
いまいちメジャーでないこの曲は転調するたびに新しい世界へ誘ってくれて旅をしているように心ときめくとても美しい曲です。弾く人がそれぞれにその楽器の特徴(甘い音のFranzはPPを意識しすぎないほうが良いし、硬い音色のピアノなら緊張感を引きだせる!)を利用して(運転手になって)ゆるやかな道、波、嵐・・・へと進めていくのです。
北海道の冬でも、暖かな田園でも 目的地はどこでもいいからとにかく旅を楽しむように弾けたら 聴いている人もこの曲の素晴らしさの虜になるでしょう。
来週はFdurのところ以外譜読み完了していますが、そこはまだ譜読みせず、左手部分だけでこの曲の大筋をつかむ練習をレッスンでいっしょにやってみようと思います。
このブログをみて12月から私のところに来ることになった5年生のMちゃん。
前の先生はおっかなくて(笑)私とならおしゃべりできそうだという理由だとか。
ピアノが『表現すること』とわかっているお嬢さん。
さっそく3月の発表会にも出ますが、10月に体験レッスンに来て弾いてくれたショパンのワルツ1番を聴いて彼女にはこの曲を弾いてもらいたい。と閃きました。
案の定この曲3回目のレッスンですがまだ最後まで譜読みはしていませんが1回ごとのレッスンでどんどん曲想が出来上がっていきます。
譜読みの段階でイメージも固めていけるタイプ。
一番難しい出だしの部分がすでに出来上がってまいりました。
まだ手が小さいので2拍目のCisとDisが届かないので右手でDisを取りますから余計に左の上声をレガートに歌うことが難しいのですが、まず右手で旋律だと思ってたっぷり歌って弾いたものをしっかり耳に覚えこませ、同じようにそれを左手で(右手でDisを補助しながら)弾く練習をいっしょにしたのが前回。今日はもうだいたい美しくでこぼこなく弾きこなしていた。
「fisAisGisー」の箇所が2度繰り返し、もう一度念を押すような!というところもうまくまとめてくれた。あまりおおげさに念を押すとしつこいのでその辺がセンスの分かれ目。この写真はパダレフスキー版。スラーは6小節ひとくくりにかかっていますが、私は4小節と2小節に分ける気持ちで右手の主旋律に引渡したいと考えます。
続く右手の旋律も2度目のDisCisも同じ。fisDisCisの後押しだと・・・。
いまいちメジャーでないこの曲は転調するたびに新しい世界へ誘ってくれて旅をしているように心ときめくとても美しい曲です。弾く人がそれぞれにその楽器の特徴(甘い音のFranzはPPを意識しすぎないほうが良いし、硬い音色のピアノなら緊張感を引きだせる!)を利用して(運転手になって)ゆるやかな道、波、嵐・・・へと進めていくのです。
北海道の冬でも、暖かな田園でも 目的地はどこでもいいからとにかく旅を楽しむように弾けたら 聴いている人もこの曲の素晴らしさの虜になるでしょう。
来週はFdurのところ以外譜読み完了していますが、そこはまだ譜読みせず、左手部分だけでこの曲の大筋をつかむ練習をレッスンでいっしょにやってみようと思います。