サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

いただきます!の代わりに・・・

2009-05-27 17:51:51 | Weblog
 昨日は用事があってセントロを歩くことになった。
 サンパウロの中でも有名な教会がサンフランシスコ教会で、以前はずっと修復工事をしていたけれど、今はなかなか美しく内部の祭壇が復活している。

 せっかくだからと思って立ち寄ってみることに。
外から見ると、なんか地味な感じだけれど(真ん中の建物の水色の縁のもの)

中は結構ゴージャス。多分、ロココ風??
 昼にミサが行われていて、写真を入り口あたりからこっそり撮影。

 ブラジルでは教会の前を通りかかったり、教会に入る時は、とりわけカトリック信者の人は顔から胸にかけて十字を切るのが礼儀作法のようだ。それを見ていると、カトリックの教会に入る時、ずかずかと入っていくと、なんか失礼な気になって、なんとなく落ち着かない。だから、昨日は子どもともども十字をきることに。
 
 ちなみに、子どもの通う幼稚園は公立幼稚園だけれど、ご飯を食べる前に、いただきますの代わりに「Muito obrigado papai do céu.Amen bom apetite!(天の神様に感謝します。アーメン、おいしくいただきます!)」というようなあいさつをして、最後に十字を切るらしい。(子どもから学んだ)慣習はカトリックというかキリスト教で動いていることを実感。
 いただきますに相当する感謝の言葉がブラジルでもあるんだなあと思って安心。言うだけでなく、ほんとうに心から感謝できるようになってほしいなあ・・・

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2 コメント

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アーメン! (chicchi3570)
2009-05-27 23:49:46
こんにちは♪

ここブラジルにも、「いただきます」と同様の言葉があったなんて、知らなかった!それをちゃんと幼稚園で習慣にさせている、という事にさらに驚きでした。
良いことだよね! なんだか嬉しい・・・

まさにキリスト教的なお祈り。
「すべては神の創造物。それらを神の愛と恵みによって頂戴し、生かされている事に感謝。」という意味なんだろうけど、私はその後の「おいしくいただきます!」にビビビッ・・・ときました。どんな物でも与えられた物をおいしく頂こうと!という姿勢で食卓につく。これは子供にとってとても大切な事のように思えてきました。
なるほど・・・考えさせられました。
ありがとう

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発見です! (emilia)
2009-05-28 00:38:22
 子どもの成長とともに、自分だけでは見えなかったブラジルが見えたりする喜びがあります・・・
 国は違えども、感謝する気持ちを表すという言葉や行為は、どうも万国共通と言うことかも知れません!

 外では色々とご迷惑をかける事も多く、いくつも反省しなければならないことが多いのですが、全て自らの成長のためと思い、私自身も感謝の気持ちであるがままを受け入れて行こうと思うこのごろです。
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