エルシエナ・マンドリンアンサンブル

千葉市を中心に活動する、エルシエナ・マンドリンアンサンブルのブログです。練習・活動報告などをアップしていきます。

椿姫

2012-06-21 01:59:33 | 曲について
<椿姫>

ソプラノ歌手Fさん、かなり相当勉強家でして
コンマスとして、全く不勉強で反省し、
遅ればせながら勉強始めました。

Fさんごめんなさい。

まず、送られてきた音源2回聴き、こういう表現を
求められているのだと思いました。
マリア・カラスの表現と似ていますね。

歌詞は以前、ざっと目を通したんですが、
本日はじっくり読みました。

で、ビオレッタの言葉に「エベの女神」という文言がきになり
調べました。
ギリシャ神話の世界のようです~。


下記です。


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詩: ルイス・アッカーマン


目を伏せて、頬を赤らめて無邪気に
彼らの宴にエベが歩み出るとき
魅せられた神々は彼らの杯を差し出し
その子はそれを神酒で満たす

われらもまた、若い女神が通り過ぎる時には
競って杯を差し出そう
どんな酒を女神はそそぐのだろうか?
われらには分からぬが、それは酔わせ 喜びをくれる

不滅の気品でほほ笑むと
エベは立ち去る、呼び戻しても無駄だ
ずっと長いこと、永遠の道の上を
われらの目は涙にくれてこの神の酌人を見送る

by代表


椿姫

2012-06-20 00:47:30 | 曲について
<椿姫>

あまりに有名なオペラに挑戦ですね!!
で、コンマスとして勉強積んでいないこと反省中。

何度か書いた記憶がありますが、
幼少の頃から、女性(女の子)主人公洋書与えられてました。
女性として認められる時代ではなかっただけに、
私にはせめてもという?!期待あったんだろうかと、
天国にいる母には聞けませんが、推し量りたいかな。

で、このオペラ主人公のビオレッタ。

ビオレッタ心情、分からなければ表現出来ないと考えています。
この微妙な女性心理、男性にわかるかしら??!
あらら、とても失礼発言ですね。。

by代表

椿姫♪

2012-06-18 02:31:31 | 曲について
<椿姫>

ありゃ。。
まずは、私以外のメンバー投稿全く気がつかず。。はぁ
スミマセン。かなりビックリです。

★滝行
かなりありゃりゃ。
興味持って頂けて・・・・!!<m(__)m>
でも、覚悟決めでなきゃお勧め出来ません。

★音楽談義

いいですね、音楽談義。
次の練習は、ソプラノ歌手Fさん参加なので、明日電話入れます。
実は、本日も話したんですが。
ブログ読んで下さいと。。笑

いろいろの解釈ありの世界が芸術ですよ!!
数学のように、理路整然としていない世界だと思っています!!

個々人の感性の世界ですね、それを統一したくはないですね。
小さな世界で解釈はしたくはないし、自分が絶対正しいとは
言えないと思ってます。

何度も書きますが、音色統一だけは拘ります。

ただ、「椿姫」

これは、原作あり世界です。
ですから、まずは、何度も伝えていますが、歌詞から行間を読み取ろうとはせず、
原作読み、ビオレッタ心情、行間から把握して頂きたいと痛切に思います。

で、それをすればその違いに気がつくことでしょう。

by代表

6/17練習報告

2012-06-18 00:22:03 | 練習報告
<6/17練習報告>

ここのところ素晴らしい参加率。
う~~んと、思わず考えたのは代表だから??

ありきたりの事では、人間限度ありまず飽きますから。
で、エイエイオーと参加呼びかけるには、工夫が必要かもですか。。苦笑

1.草原

マキシムさんに、草原イメージ湧かずとメールしました。
で、想定外情報得て、まずはかなり戸惑っています。

しかし、先ほどエルシエナML書きましたが、
情報得、それぞれの奏者解釈で良しとし、だからこそ融合した
より良い音楽が創れるのでは?とメールしたところです。

イメージは、個々人それぞれで、だからこそ面白い音楽創れると思う私です。

ですが、こういう音楽談義出来る事に感謝ですね・
私は、あの詩を読んで、深い深い「愛」を感じました。

2.夢

30分弱練習でした。
まずまずかしら??

3.椿姫

代表業務に追われ、コンマス的に勉強積んでいない事を
かなり相当反省しました。
Fさん、ごめんなさいと心で詫びました。
しかし、前回よりまずまずかも。
甘い採点かもで。。

4.星に届く樹

本日のメインとした曲です!!
3~2~1楽章で練習積みました。
多分、2時間。

「きらりと光る星」

これ見にニュージーランドまで行った拘りの私。
ガチャガチャ音色で、絶対弾いてほしくはないでしょうか。

ただでさえ、音色に相当かなりこだわる私。

「透きとおった音色」

まだまだ演奏ですが、この部分だけは本日満足した私です。
音色統一、エルシエナでやっと出来ました。

★音色

何度も書いてる気がしますが。
これ、気にしている人、かなり少ないと私は思っています。
これに拘る人も少ないと考えます。

音色は、家の閉じこもり練習しても変わらないことでしょう。
味のある音色は、どう出せばよいか??
今でも、私の悩みです。

少なくとも、「星に届く樹」
この音色、キラキラと透きとおっていなければ表現出来ません。

by代表



スタートライン

2012-06-17 19:52:50 | 曲について
某アレンジャーです。

この立場にありながら、ようやく La Traviata の
具体的な解釈に取り組んでみました。
で、えーどうやらですね。。。
歌詞を、行間を、真面目に解釈していくと、なんと
スタートラインにすら立つのが物凄く大変だと痛感してしまいました。

今回、1幕5景(ああ、そはかのひとか、花から花へ)を
演奏するにあたって、一番に考えるべきファクターはヴィオレッタの心情でしょう。
ヴィオレッタの心に深く刻まれたアルフレードのコトバに心を燃え上がらせ、一方でその気持ちを否定ないし嘲笑する場面。
まずはそれに至る道筋を理解しようということで、1幕1景~3景を分析。


病を患いながらもヤクでごまかしながら
贅の限りを尽くした宴三昧の生活をするヴィオレッタ。
一方、そんな彼女を1年も想い続け、病の心配をするアルフレード。

読み進めていくと。。。
ん??ちょっと違和感が。

違和感①:
アルフレードが心配していることを男爵がヴィオレッタに伝えると
「男爵様はこんなふうにはなさってくださいませんでしたわね・・・」という。
普通に考えれば、数多のパトロンの中にも同じように
ヴィオレッタに入れ込む者がいてもおかしくないと思うのだが。。。
それどころかヴィオレッタが倒れたときに、アルフレード以外誰一人として看病する意思をもつ者がいないような描写がある始末。
ヴィオレッタの唯一無二の理解者がアルフレードであることを
描写するには、取ってつけた感が満載。

違和感②:
アルフレードが看病しながら、「もし貴女が私のものであれば、
私が守り人として、あなたの楽しい日々のあいだ中、
見守って差し上げますものを」と言ったことに対してヴィオレッタは
「ひょっとして、誰も私の面倒を見てくださる方がいないとでも?」
と返してます。要は、「バカにしてるの?」と返しているんですね。
続いてアルフレードが「私だけが貴女を愛しています。貴女には心がありません」という。
それはアルフレードの真摯な気持ちを表したコトバであり、
それは核心をついた心乱すコトバであり、
結果としてヴィオレッタの心奪うコトバになるのですが。
違和感①の前提がなければつながらない。。。


うーん。。。ヴェルディ先生、わかりません。
ここは目をつぶって5景の解釈に進んだ方が良いのだろうか。