島根県の中央部に位置する世界遺産 石見銀山を訪問してみました
石見銀山は 2007年に世界遺産に登録された遺跡です
無数にある坑道のうち 現在一般に公開されているのは 龍源寺間歩*1箇所だけで それだけ見ても
正直 世界遺産として価値が見いだせないのですが
この銀山のたどった歴史 環境 人々の生活と一体となって産業遺産を形成していることを理解する必要があります
(詳しくはHPをご覧ください)
この遺跡が世界遺産に登録されてから 訪れる観光客が激増しているようで 他の世界遺産もそうですが
本来ならばオリジナルに近い形で保存しないといけない遺跡が 世界遺産に登録されたことで
むしろ観光化されてしまうことは 痛し痒しといったところです
一般公開されている龍源寺間歩までは クルマの乗り入れができないため 駐車場から遊歩道を片道2.3kmほど歩きます
*間歩とは 鉱山の坑道のことを表します
石見銀山遺跡の入口
遊歩道の入口
龍源寺間歩までの遊歩道
龍源寺間歩の入口 500と書かれた札は間歩番号
昔のままの素掘りの坑道内部
坑道の最奥部からは 観光用通路として掘られた坑道を経て外に出ます
〔PowerShot G11〕