私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






先週、今週には中間テストの結果が出てくると思います。


その結果を真摯に受け止めて、期末テストに向けて、
どうするかよく考えて下さい。


特に、親御さん、ご家庭の方が。


この時期、忙しいからといって、サボる、問題を後回しにするのは、
実は親御さん、ご家庭のほうが多いです。


その『背中』を見て、育ったお子さんが、同じようにすることが多いです。


記録されるテスト、成績の結果によって、進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校において、そのように育つことは、
進級・進学に大きく影響します。


中間テスト“程度”の結果なんて、親御さん、ご家庭にとっては、
大したことない、関係ないことかもしれませんが、その言動・態度・姿勢を、
模範として、お子さんは学ぶことになります。


一回一回のテストをうるさくいうのはどうかと考えられる方もいると思いますが、
お子さん本人が、そういう言動・態度・姿勢を示しているのであれば、
それを正しく、導くことができるのは親御さん、ご家庭だけです。


でなければ、私立校・中高一貫校では、その一回の『記録』がついて回ることになります。


一昔前であれば、ここまでの厳しい書き方をしなくとも、学校の先生から、
厳しい指導が入り、お子さん本人が気づけたものではありますが、
今は、そういった指導なく、ギリギリまで『応援』するのが、
教育であり、その結果、『進級・進学できなくても』仕方ない、
学歴、学校の勉強だけが全てではないと、美談や理想論で“丸めこんで”、
学校を出ていってもらうようになっております。


私立校・中高一貫校において、そうなってしまうと、学力・勉強も含めて、
かなり抜け落ちた状況・状態で、他校へと行くことになり、
そこから挽回するというのも難しいことになります。


親御さん世代であれば、まだ、『腐っても元私立校生』、他校に行っても、
そこそこできるのは当たり前で、むしろ上位の成績を収められるという話を
聞いたことがあるでしょうが、昨今は皆無といっても過言ではないでしょう。


それほどまでに、私立校・中高一貫校において、一度落ちこぼれてしまうと、
学力・勉強が追い付けなくなり、やらない・できないで問題を放置してしまい、
さらに悪循環となってしまい、最悪の状況・状態で学校を去ることになります。


一学期中間テストの段階で、そんなことまで考えなくてもと思われるかもしれませんが、
2020年度の大学入試改変や教育課程の追加・見直しなどに対して、
その転換期を迎えるのが今年度・来年度以降ということを考えると、
今年度・来年度は実験的になる可能性が高く、さらに、どんなことになっても、
対応できるようにと、学校・先生は躍起になってきています。


当然、そのしわ寄せが、授業やテストに反映されることになるわけですが、
残念ながら、そういったことまで予想・想定されている方は、これは
親御さん、ご家庭すらも、ほとんどおりません。


今年度・来年度、在校生の方は、もし万万が一、通っている私立校・中高一貫校で、
大学付属などで推薦進学できなかった場合、その改変される大学入試を受けることになります。


もちろん、大学付属でない進学校は、その入試に向けて、今年度・来年度から、
対応するように、学校側がカリキュラムを作ってきているはずです。


そうなると、前例がない状況・状態となりますので、『今までの』『今まで通りの』
考えややり方で、“こなして”いればいいというわけにはいかなくなります。


学校任せで、後は勝手にやってくれるだろうと思われる親御さん、ご家庭も少なくないと
思われますが、私立校・中高一貫校といえど、いえ、むしろ、私立校・中高一貫校だからこそ、
学校・先生は、より厳しく、より早く、より難しい要求を突き付けてくることがあります。


そうなると、その負担は一気に子供達に背負わされることになります。


その第一弾としての『結果』が、この一学期中間テストとなります。


この結果を、基に、今年一年、来年度以降をも見据えた判断・決断ができないと、
来年度・再来年度となるにつれて、自己責任がより一層重くなっていくことになるでしょう。


平均点が異常に低くなっている、あるいは高くなっているにも関わらず、
お子さんの点数は、平均点以下、赤点を取っているということであれば、
それは今年度・来年度の学校の改革に、確実に影響を受けていることになります。


“たまたま”や“一回や二回”の話で済むかどうか、判断しづらいかもしれませんが、
部活動を含めた普段の生活をよく見直してみないと、期末テストも同じ結果どころか、
さらにひどい結果となって、『成績』を記録してからでは、もう遅いということになります。


今年度・来年度だけの話かもしれませんが、少なくとも今年度・来年度は、
2020年度に合わせた・対応させたものとなりますので、
今年度・来年度の“結果”には気を付けて下さい。


そして、今年度・来年度は文武両道を“試す”にはあまり適さないということに
早め早めに気づかないと、手遅れになるかもしれませんので、
できれば今回の中間テストの結果で、遅くとも一学期の結果が出た時点で、
考え直すことをオススメします。


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