2019年7月22日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

夏休みの宿題の確認

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2019-07-22 21:00:09

私立校・中高一貫校生　夏休み（７月）の勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の夏休み（７月）の勉強の仕方を紹介

昨今、本当にすっきり忘れているのか、あるいは、
先生の声（だけ）が聞こえていないのか、自信満々で
『宿題は出ていない』と言われる方もおりますので、
一応確認させて頂きます。

夏休みの宿題は出ていますでしょうか。

それはどの教科で、どのくらいの量で、
本当に『提出すること』は自由、つまり、
やってもやってこなくとも良いのかどうか、
必ず確認して下さい。

先生の中には、本当に実力主義で、宿題はやってこようが
やらまいが、テストで結果を出せるのであれば、不問とする、
あるいは、自由研究など『加点』対象とはするが、
『減点』にはしないという方もおりますので、
一概に、宿題をやれ、やれと強制的に言うのは、
昨今だとハラスメントとなりかねませんので、
『確認』をお願いするしか出来ません。

まぁ、それで確認をしない、あるいは言い方が悪いですが、
嘘をついてまでやらない、やりたくないというのであれば、
もう記録した『結果』によって、追い詰めるように『制裁』
『罰』を与えるしかなくなっていくことでしょう。

元々、私立校・中高一貫校はそうした考えの先生が多かった、
つまり、テストの結果のみで成績をつけることが多かったのですが、
昨今は宿題地獄のように大量多量の宿題が出され、審査・評価
されています。

これは、『テストではなかなか結果が出せない』が、
『日々の努力をきちんとしている』方にとっては、
救済措置となっていましたが、昨今の量や質を見ていると、
『やらない』方を振り落とす、切り捨てるため、
追い込むための罰則措置のようになっているように
思えます。

追試や追加課題もそうです。

まるで、学校・先生側が、
そこまで救済措置を出したにも関わらず、
やらないということを示したのですから、
進級・進学出来ないことになっても、
仕方ありませんよねと、言うために、
負の記録を取っているように思えます。

良く言えば、無限の可能性がある子供たちに、
多くの機会と救済を与えているとも言えますが、
『これら』に押しつぶされて、ついていけなくなって、
落ちこぼれてしまった方には、この量と時間と機会は、
そのまま基礎学力の低下、いえ、欠如となっていると
思います。

無限の可能性を謳って、神輿のように担ぎ上げられて、
気付いたら、修学すべき、基礎知識、基礎学力が未熟なまま、
中学生、高校生になっていて、より高度な勉強を、
学校生活を送ることを、要求されている姿を見ていると、
可哀想に思えます。

しかし、私立校・中高一貫校の場合、どんどん要求が高くなり、
さらに進度も速くなるため、現役では取り返せない、
取り戻せないほどの状況・状態にまで追い込まれて、
進級・進学出来ないことが決定します。

そうなってからの勉強は苦痛を伴う苦行となり、
学業の道を進むには難しいものとなります。

昨今の私立校・中高一貫校での学力格差は、
普通の学校よりもその幅が広くなりすぎて、
本当に救いようがない人は救われない、救えない、
切り捨てられるようになってしまっているように
思われます。

それでもなお、期待し、応援する親御さん、ご家庭の方によって、
文武両道を頑張る姿は一見すると輝いているように見えますが、
自分の意志がない、将来・未来に危機感のないロボットのように
見えてきます。

大げさな話のように感じられるかと思いますが、
こんなことに『なってみて、わかった』時に、
その後悔は、倍返しで跳ね返ってくるので、
気を付けて下さい。

昔であれば、私立校・中高一貫校に通うということが、
子供達の人生にとって、少なくともマイナスにはならないもの
でしたが、最近はプラスにならないことが目に付くように
感じられます。

人格を否定されるかのような点数、成績を付けられて、
常に追い立てられるように勉強することを要求され、
ついていけなかろうが、追い付けなかろうが、
待ったなしに進む時間が、青春時代となってしまうことを
懸念しています。

そうなる前に、どうするかをよく考えられることを
オススメします。

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