N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

リップス

2011年08月13日 | 日記
昔、どうしようもなく辛い時期があり、
深夜、失意のままベッドの中でラジオをつけた。

そのラジオが面白くて面白くて、腹をかかえて笑い涙を流した。
「笑い」の「癒す力」を実感した体験です。

それは、「ジョビジョバ」というグループの「lips(リップス)」という番組。



特に、リーダーのマギーのトークは素晴らしかった。
タモリ的な「室内芸」の名人という感じ。

あれだけ面白いのに、ラジオ放送だけで消えてしまうのは
もったいないなと思っています。

「ジョビジョバ」も残念ながら、活動を停止してしまった。

録音が残っているので、文字に書き起こしてみようかと思ったら、
すでにやっている方がいました。

文字ではなかなか伝わらないと思いますが、
「ワールドカップ直前情報!!!」のシリーズは本当に好きで、何度も聴きました。
ジョビジョバlips 2002.5.22放送

「なかむら としすけ(中村俊介)「ごそ ちゅうざん(ゴン中山)」がツボに入りました。


あと、記憶に残っているのは、素人が芸能人になりきってしゃべるコーナー。

例えば、こんなのがありました。


 *  *  *  *  *


「今日は男らしいアノ方がゲストです」

「だれですか?」

「 お だ ゆ う じ(織田裕二)さんです!」

「オー」

「では、早速お電話つないでみましょう。織田さん?」

「おっだで~す」(ギャルっぽい女の子の声)

「え?織田さん?ずいぶんかわいらしい声ですね」

「そんなことないですよ~」

「ホントに織田さんですか?」

「織田です!」

「本物ですか?」

「織田です!」

「わかりました。そんな織田さん、
 今日はどんな男らしい晩ごはんを食べましたか?」

「イカ?」

「イ、イカだけ?」

「あと、ごはん!」

「そうかあ、イカとごはんを食べたの~」

「“食べたの~”って、織田さんに、子供に向かってしゃべっているみたいになっていますが」

「あ、あと肉!」

「そう、肉も食べたの~」


…こんな感じだったと思います。

細部は違っているかもしれませんが、一部のコーナーは、
即興で記憶を頼りに書くことができるほど覚えています。