昨日対照的なロシア・ウクライナ首脳会談があった。
と言ってもロシアとウクライナの両首脳がダイレクトに会談した訳ではない。
ロシアは専制国家としての盟友中国と、ウクライナはG7議長国としての日本と、である。
ところが中国は世界平和の仲裁役として振舞おうとしている。
しかし前にも述べたように中国は武力による台湾統一という夢を放棄しない限り中立的な「仲裁者」にはなり得ないだろう。
むしろ水面下でロシアの経済や軍事を積極的に支えていく気配すら感じられる。
ウクライナと日本との首脳会談ではウクライナ大統領のオンラインでのG7出席が見えてきた。
ウクライナにとっては日本の同国支援内容に物足らなさを感じているかもしれないがG7がバックに付くという点では悪くない。
それにしても中国・習主席はウクライナとはどう向き合うのだろう。
「国家の主権尊重」などと抽象的な表現でお茶を濁せばことが解決するというものではない。
望むわけではないがロシア・ウクライナ問題はまだしばらく膠着状態が続くのかもしれない。
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