ウクライナ戦況に思う

2.24に端を発したロシアのウクライナ侵攻は残念ながら未だ出口が見えない。
ロシアにとっては、というかプーチンにとっていえば絶対に負けられない（認めれば戦犯としての裁きが待っている）ので東部2州の完全勝利まで攻撃の手を抜くことはないはずだ。
今はまだ若干てこずっているが製鉄所を始めウクライナ軍の完全撤退までミサイル攻撃は続けられるだろう。
他方ウクライナ軍も負けてはいない。
遅まきながら西側諸国が武器供与などがウクライナの最後の聖戦（？）に間に合うような気配である。
ということでこれは双方にとって決して望ましい話ではないが長期戦・消耗戦になる可能性大である。
早速ロシア大統領は西側諸国に武器供与に応じないように要請し始めていたが今や西側諸国が聞くはずもない。
ロシアにとっては「5月9日の対独戦勝記念日までに勝利宣言を」を「宣戦布告」に言い換えて国民の戦意高揚に繋ぎとめるのがやっとだろう。
もうすでに戦況は泥沼状態だがある日突然Ｘデーが来ないものか。
そしてそのカギは誰が握っているのか・・・？　国連事務総長でもなさそうだし、米大統領でもなさそうだし、中国のトップはどうかな・・・？