フジ・メディアHD のこれからについて様々な憶測が流れている。
昨今の最大の関心事は大株主の1社である米ダルトンインベストメントの株主提案だろう。
とりわけ北尾氏を含めた12名の社外取締役選任要求は衝撃的だ。
北尾氏についてはかってフジ側に立って買収防戦の役回りを果たしたのだが今回はなんと投資ファンド側に立っている。
この差は大きい。
しかも北尾氏は宣戦布告の姿勢を明膜にしているからねぇ。
そうそう、フジ・メディアHD は例の第三者調査報告を受けて何か動いたのかねぇ?
見解をキチンと陳述したのかねぇ?
報告書を受け取る前に役員新体制を発表していたがあれも中途半端な対応だった。
あれで6月の株主総会を乗り切るつもりだったのか、・・・端的にいってあまり意識変革が進んでいるように思えない。
不動産事業の切り離しについても方針くらいは明確に打ち出すべきだがそれもはっきりしない。
人権問題についても何をどう改めるのか、全く見えてこない。
通り一片の反省・謝罪は記者会見の席であったかもしれないが再発防止策や関係者の処分が不明のままでは何の意味もない。
本来3月末の委員会報告を待っていたように速やかに経営改善策が出てこないといけない。
今のままでは投資ファンドに押されっぱなしのまま株主総会を迎えることになりそうだ。
その結果は「推して知るべし」だ。
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