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マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

「病院が避難所のようだった」に思う

2024-01-10 10:25:37 | 自然災害

「病院が避難所のようだった」とは愛知県から能登地震の被災地にある病院に駆け付けた応援医師の言葉だ。

この言葉は今回の能登地震の特性を物語っているのではないか。

地震直後は意外と「被害が少なくてよかったねぇ」と思ったものだが被害の全貌が明らかになるにつれ生活インフラを破壊され多くの生活困難者が発生していることが判明している。

生命に危険こそ脱したものの劣悪な生活環境に取り残されている被災者が数多く存在するのである。

首相は「(全面復旧に向けて)経費を惜しむものではない」と言明しているがカネをかければすぐにでも生活環境を取り戻せるかと言えば答えはノーだ。

それにしても地震被害というものは一つひとつ中身が異なるものだ。

この能登地震だって東日本大地震とも阪神淡路大地震とも熊本地震とも被害のあり様が違う。

そんな下で今「二次避難」が俎上に上っている。

一次避難所の生活環境が劣悪なうえ避難の長期化が避けられないため更なる避難所探しが急務になっているのだ。

これも今回の地震被害の特性の1つだろう。

今こそ石川県知事の出番だが馳知事は今どこで何をやっているのだろうか、・・・いささか気になるねぇ。

 

 

 

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東海道新幹線3日目のトラブルは人災だ

2023-08-18 09:33:09 | 自然災害

東海道新幹線のトラブルが3日目までずれ込んだ。

1日目の計画運休、2日目の多数の運休と夜通し運行再開(異例)を経て3日目は流石に正常化を期待した乗客は多かったに違いない。

ところが、ところが、混乱は3日目も続き駅やプラットホームは乗客で溢れかえった。

JR側の説明は

①前例のない未明までの列車運行

②新大阪駅での直通運行見合わせ

③旧盆の過密ダイヤ

などを挙げていたがいずれも理由になっていない。

いくら「三島ー静岡」間の集中豪雨が引き金になったと言っても3日目以降のトラブルは(天災ではなく)人災であろう。

なぜこんなことになってしまったか?

JRは現象をきちんと検証し二度と世間の信頼を損なうことがあってはならない。

何せ東海道新幹線は経済大国日本の最高の大動脈だからねぇ。

 

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マウイ島山火事事故に思う

2023-08-13 15:15:23 | 自然災害

ハワイ・マウイ島で発生した大規模山火事には驚いた。

当初一報を耳にした筆者はハワイ島のキラウェア火山が爆発したのか、と錯覚していた。

同火山はいまでも活発な火山活動を続け火口には遠く近づけなかったからだ。

ところが今回の事故は隣のマウイ島、山火事がハリケーンで煽られ古都ラハイナの街を飲み込んだという。

これもやっぱり激甚化する自然災害と言っていいんだろうなぁ・・・。

山火事現場は意外と人家に近かった、避難通報システムがうまく機能しなかった、など被害拡大の理由付けはいろいろ考えられるが

先進国の米国でこん自然災害が起きようとはねぇ、驚くほかない。

だって今分かっているだけでも70、80人の死者が判明しているしまだまだこれが積みあがる可能性もあるというではないか。

百人以上の住人が逃げるために海に飛び込んだ、というがこんな光景はまるで関東大震災や先の大戦の東京大空襲を連想してしまうねぇ。

結局災害は忘れたころにやってくる、いつどんな災害が目前に潜んでいるかもしれないということだろう。

常に心しておかなくてはねぇ。

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線状降水帯の脅威に思う

2023-07-16 21:30:43 | 自然災害

このところ線状降水帯という言葉を耳にしない年はない。

つまり毎年どこかで線状降水帯という異常気象がいろんな地域を襲い大きな被害をもたらしているのである。

先般は九州北部から北陸、秋田地方を連続して通過していったがこの線状降水帯は別物のような気もするが実は超大型単一線状降水帯なのか、・・・気象予報士たちはハッキリと言ってくれなかった。(笑)

いずれにせよ各地とも最高の警戒レベルで安全確保を呼びかけていたがそれでも不幸にも犠牲者は発生している。

生命はともかく家屋や生活権を奪われた人々は相当数に上る。

被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げるのだが被害がなかなか終息しないのが心苦しい。

今回の被災地の何処かは数年前にも同様の被害があったという。

そうそう、秋田市などは県庁所在地であるにもかかわらずJR駅前ロータリーが冠水していた。

こんな事はあまり記憶にない。

「百年に一度の自然災害」が日本中のどこかで毎年起きているのだ。

ここまで来るともう全ての被害を甘受しなければいけないのだろうか?と思ってしまう。

それとも人類が、あるいは日本が自然に克てる日はいずれやってくるのだろうか・・・?

 

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