幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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彼氏は音信不通、親からは暴力…「死にたい」ひとりぼっちの妊婦を救ったのは? ”寄り添う人がいるかどうか”

2024-08-03 20:06:22 | 社会
 誰にも頼ることのできなかった妊婦が、生まれた赤ちゃんを遺棄したり殺害したりする事件が、後を絶ちません。「0歳0か月0日」死亡は、生まれたその日に亡くなったことを意味しています。国の調査では、「0歳0か月0日」での死亡が約20年間で176件も起きているという数字も。行き場のなくなってしまったある妊婦と、自宅で妊婦を受け入れる活動をしているアメリカ人女性に密着しました。 


相手の男性とは連絡が取れず…親にも頼れず行き場をなくした妊婦の苦悩

 2024年4月、名古屋市千種区の東部医療センターで検査を受ける20歳のあやさん(仮名)。妊娠10か月で出産を間近に控えています。 妊娠が分かったのは2023年9月でしたが、相手の男性は多額の借金について口論になった後、一緒に暮らしていた家を出ていきました。 
(あやさん【仮名】) 
「総額200万円ぐらい。借金の癖が直らなくて。出て行ったきり、連絡先も全部消されて。電話番号とか全部、無くなっていました」  一人になったあやさんは、親にも頼ることはできなかったそうです。 
(あやさん【仮名】) 
「両親から働いていたお金をとられたりとか、暴力されたりとか、度々あって。頼れる存在はいなくて。相談出来る人も特にいなくて、ずっと一人で。毎日毎日一人で悩みながら、死にたい死にたいと思っていた」

一人ぼっちの妊婦を自宅に受け入れ 出産を支援するアメリカ人女性

 あやさんを救ったのは、あるアメリカ人の女性の家です。名古屋市中川区に住むキリスト教宣教師シンシア・ルブルさんは、誰の助けもない妊婦を支援する活動を続けています。行政機関の紹介で、あやさんは2024年の2月末から、シンシアさんの家で暮らし始めました。 
(シンシア・ルブルさん) 
「困っている妊婦さんが住む場所がなくなったら、一緒に住もうと思っただけ。『一番弱い者を助けなさい』というのがキリスト教の考え方。まだ産まれていない赤ちゃんが一番弱いし、妊婦さんもすごく困っている。何か小さなことでも、できればやりたかった」  シンシアさんは24年前、キリスト教の宣教師として来日。一人で相談相手や住む場所に困っている妊婦がいることを知り、自宅で一緒に生活しながら出産を支援する活動を始めました。 運営費用は、教会や個人の寄付金などで賄われています。相談の電話は、毎日のように寄せられるそうです。これまで、一緒に住んだ女性は90人近くにのぼります。 
(あやさん【仮名】) 
「シンシアさんは、すごく年が離れたお友達。シンシアさんがいてくれたから変われている。すごく気持ちも楽になって、明るい人間になれたのかな」  あやさんは、シンシアさんにもらった服を赤ちゃんに着せるのが楽しみといいます。

妊娠は人生の終わりではなく"始まり"
 2024年5月。あやさんは、3940グラムの元気な女の子を出産しました。 
(あやさん【仮名】) 
「本当に幸せです。生まれてきてくれてありがとう」  そして1か月半が経ち、あやさんは生まれた娘と一緒に愛知県内の母子生活支援施設に引っ越ししました。 (シンシア・ルブルさん) 「頑張ってね」  
(あやさん【仮名】) 
「頑張ります。また来ます」  引っ越ししてから数日後。あやさんは、2人の生活を順調に始めていました。 
(あやさん【仮名】) 
「(娘は)本当によく寝ます。娘には苦労させないような『ママだけでも楽しい』と思ってもらえる生活を送っていきたい」  長年支援を続けてきたシンシアさんですが、60歳を過ぎて、そろそろ後継者のことも心配になっているそうです。
そんな中、28歳の女性・宮内真喜子さんが2024年4月から一緒に暮らし始めました。 宮内さんは、障害のある子どもの支援をしながら、シンシアさんの手伝いをしています。しばらくここで暮らし、活動を引き継ぐかどうか決めるつもりです。
 (宮内真喜子さん) 
「必要な働きなんだということが、少しずつ分かっている。どういうふうに続けていったらいいのかを、もっと考えないといけない」  あやさんが引っ越しした後も、相談の電話はかかってきます。 
(シンシア・ルブルさん) 
「困っている妊婦さんがいる。あなただけじゃない。妊娠は人生が終わったということではない。人生が始まります。部屋が空いているので来てください。楽しい場所です」

感想
 一人で大変な状況を乗り越えるのは厳しいです。
そのとき、一緒に傍にいて、一緒に考え、一緒にいる人がいるのは大きいですね。

 それにしても、男は何をしているのでしょう。
無責任です。

「がんばらない仕組み」下園壮太著 ”がんばるためにはそのエネルギーが必要”

2024-08-03 00:44:44 | 本の紹介

・頭で「頑張るのをやめよう」と考えるより先に、少しでも心身の不調を感じたら自動的に思考・行動が“がんばらないモード”に切り替わる仕組みをつくっておく。

・「がんばらない」ことは、“精神論”ではなく”技術“なのです。

・いまの自分に何か変化を起こそうと思うのであれば、まずは自分を「知る」ところからはじめなければいけません。

・問題は、頑張るだけの余力がないにもかかわらず「頑張りすぎてしまう」ことです。

・「つい頑張ってしまう」シチュエーション
 ①いい上司、いい仲間に恵まれているとき
 ②好きな仕事、得意な仕事に取り組んでいるとき
 ③きつめの締め切りがあるとき
 ④目標をあと少しでクリアできそうなとき
 ⑤自分に不安があるとき

・「力の抜きどころ」を見つけることも、人生を生き抜く上で大切なスキルです。

・「頑張るために、まず休む」

・感情の揺れ動きは、私たちのエネルギーを大きく消費しているのです。

・うつの“サイン”を理解しておく
 ①眠れない夜が続く
 ②体重が大きく変動する
 ③自信の低下、自責の念、強烈な不安
 ④頭痛、こり、胃痛、息苦しさなど

・心は“体”から崩れる

・自衛隊では、毎朝、複数人のグループで「自分観察」というトレーニングを行っています。
まず各自が、自分の体調を「こころ電池(メンタル)」「からだ電池(フィジカル)」の二つの視点から十点満点で評価します。
 次にグループみんなで、その自己評価に対するフィードバックを行います。

・「休むことを計画に組み入れてしまう」
“機械的に”自分を休ませる

・ぐうたらに過ごすのも、最高の休日

・睡眠こそ、最強の休息術である。

・「一週間でならせば、一日九時間くらい」
眠れなかった時間も含めての睡眠時間ととらえてください。

・仕事を「正しく頑張り続ける」ために
 ①「やらなくてすんだことリスト」をつくる
 ②「自分でやる仕事」と「人に任せる仕事」を仕分ける
 ③「結果」ではなく、プロセス」に点数をつける
 ④「反省」を仕組み化する
 ⑤「PDCAサイクル」よりも「OODAループ」を活用する

 ・Observer (観察)
 ・Orient (方向づけ)
 ・Decide (決断)
 ・Act  (実行)
 最大のメリットは、あらかじめ目標や方向性を決めていなくても・・・というより、決めて田舎らこそ、状況に応じて迅速に行動したり、臨機応変な対応を取れたりするところにあります。

・心理学者のアルフレッド・アドラー
「人間の悩みはすべて対人関係から生じる」
と述べた上で、「課題の分離」という概念について言及しています。
「課題の分離」とは、
「コントロールできない他人やその問題に手出しするのではんく、自分がコントロールできることに集中してはげみなさい」という考え方のこと。
「他人の課題」と「自分の課題」を区別し、別物としてとらえるのです。

・「気分が落ちてからでは遅い。元気なうちに、いろいろな”相談窓口“を確保しておく必要がある」
 ①気の合う人がいたら、常日ごろから互いに助け合ったり、相談し合ったりしながら県形成を深めておく
 ②カウンセラーの人とつながりを持っておく
 ③SNSで、コミュニティをつくっておく

・「あらかじめ、断るときの基準をつくっておく」
 たとえば
 ①「二次会には絶対いかない」
 ②「お金の貸し借りに関することはハッキリ断る」 
 ③「初対面の人からの頼みごとは受けない」 など

・「ABC法」というコミュニケーション術
 A 何についてお願いするのか、主題を明確に示します。
 B 相手の配慮に感謝するとともに、「でもごめん、自分が望んでいるものではない」ということを示します。
 C 代替案を提示します。
「まず主題(A)を示し、相手の対応に感謝した上で、こういう理由でこうしてほしい(B)と述べ、最後に具体的な解決策(C)を示す」

・「七つの視点」で怒りを根絶やしにする
 ①自分視点
 ②相手視点
 ③第三者視点
 ④宇宙視点
 ⑤時間視点
 ⑥感謝視点
 ⑦ユーモア視点

・有効な仕組みをつくっておく
 ①ストレス解消法を「育てておく」
 ②すべてのものを”定位置化“する
 ③あらかじめ「避難計画」を立てておく
 ④「ひとり時間」を確保する
 ⑤感情を“定期的に”吐き出す
 ⑥「休日の記録」を取ってみる (どれだけしっかり休むことができたか)




感想
 「がんばらない仕組み」を持つというのは新しい視点でした。
やはり、体調を崩すとメンタルまで萎えてしまいます。
ゲームに熱中⇒睡眠時間を削ってする⇒寝不足⇒仕事のミス増える&体調も悪くなる⇒メンタルに不調を来す
先ずは睡眠を確保することがとても大切ですね。

 何かやらないといけないことがある場合、まだ締切まで余裕がある時は、無理して頑張らないようにしています。やろうという気持ちが高まるのを待つようにしています。
 脳を休めるには睡眠だけではなく、何か楽しむことが必要なようです。
仕事などに気になることがあるとそのことを考え続けています。
そしてその気になることを自ら大きくしています。
大きくなり、さらに押しつぶされます。
そのことを考えないと思うこと自体が、そのことを考えています。
そのためには他のことに夢中になると、その間はそのことが頭から離れています。

 OODA(ウーダ)は知りませんでした。
本は知らないことを知りますね。

⇒価値のない仕事は減らしたいですね。