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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

旧統一教会系イベントで実行委員長、あいさつも 二之湯智国家公安委員長が認める ”泥棒が警察官だと、取り締まる人がいない”

2022-07-26 15:35:35 | 旧統一教会
https://news.yahoo.co.jp/articles/41ba3b3a4fcdc60793a0d8eae14020d253a4d73a 7/26(火) 12:01京都新聞

 二之湯智国家公安委員長は26日の閣議後会見で、2018年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が開催した京都府のイベントで実行委員長を務めていたことを認めた。

【写真】「辞めろと言われない限り」継続

 二之湯氏は、京都市内にある自身の事務所近くに旧統一教会の事務所があるといい、「政治家はいろいろなお付き合いがある。平和の祭典、運動を起こすのでちょっと名前を貸してほしいというので貸した」と述べた。旧統一協会の会員であることは否定し、教義自体も「よく知らない」とした。

 二之湯氏が「事実」と認めたイベントは、旧統一教会系の非政府組織が推進する世界的な友好親善プロジェクトである「ピースロード」。当日に参加したことも認め、「京都市が最後のゴール地点だったかな。そこで人が集まっていたので、一言お話をさせてもらった」と話した。

 二之湯氏は参院京都選挙区選出の議員を3期務め、25日の議員任期満了をもって政界を引退。引き続き国家公安委員長や内閣府特命担当相を務めている。

感想
オウム真理教の次は、統一教会をターゲットにしていた、公安が知らないわけはないです。
これは、自民党右派や安倍元首相の顔を立てて積極的に付き合ったか、忖度したかでしょう。

レイプ犯を逮捕中止指示した中村警察庁長官と同じく、取り締まり側が犯罪者の味方しているのですから、どうしようもないです。
それを許している国民にも問題があるのでしょう。

統一教会は、韓国ではカルト宗教であり小財閥としても認知されている ”教会ではなく、協会が真の実態”

2022-07-26 12:52:52 | 旧統一教会
https://news.line.me/detail/oa-newsweekjapan/x12wu4dyqjum?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2022年7月25日 17:10ニューズウィーク日本版REUTERS
<統一教は日本ではかつて行った合同結婚や霊感商法で知られるが、韓国ではカルト教であることに加えて小財閥としても認知されている......>

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元幹部、郭錠煥(クァク・ジョンファン)元世界会長が7月19日、安倍晋三元総理の銃撃事件に関する会見を行った。

郭氏は「統一教会で最も長く最高位の指導者に就いていた。安倍元首相の死に責任がないとは思っていない。心からおわび申し上げる」と謝罪し、「教団の活動が本来あるべき道から完全に外れたことで起きた」と教団を批判した。

統一教と自民党の関係については「(統一教を創設した)文鮮明総裁は日本の岸信介元首相と親しく、安倍元首相の父親である安倍晋太郎元外相とも親しかった」「岸元首相や安倍元首相との関係は宗教的・人間的・政治的関係とは全く違った。日本や東南アジアで激化していた左傾化運動に困っていた日本政府が文総裁の勝共運動に感化を受けた」と説明した。


統一教会に対する恨みが襲撃につながった
安倍元総理を銃撃した山上徹也容疑者は、安倍晋三元総理を襲撃して統一教に非難が集中することを狙ったと供述したと報じられた。山上容疑者の母親は統一教に入信、急逝した夫の遺産や生命保険金などおよそ1億円を寄付したという。2014年に破産宣告を受けており、山上家庭を壊した統一教会に対する恨みが安倍元総理への襲撃に繋がったとされる。

統一教は1954年、文鮮明が世界キリスト教統一神霊教会として創設。名称を統一教に変えた後、2013年、世界平和統一家庭連合に改称した。統一教または統一教会と呼ばれているが、キリスト教団体は統一協会と呼んでいる。日本では1958年から活動を開始して、1964年に宗教法人の認可を受けた。

文鮮明は1968年、反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本で設立。マルクス・レーニン主義者の運動に悩まされていた岸信介ら日本の政治家と交流を持つきっかけになったとみられるが、統一教は文鮮明が岸信介と握手した写真や安倍晋三元総理の写真を教団の広報に利用した。

「資産規模は推測できない天文学的な水準」
統一教は日本ではかつて行った合同結婚や霊感商法で知られるが、韓国ではカルト教であることに加えて小財閥としても認知されている。2012年、文鮮明が亡くなると教団と文鮮明の資産が注目を浴びた。

2012年9月3日付の韓国ヘラルド経済によると、教団の表向きの資産は1兆7361億ウォンで、系列会社は世界日報、龍平リゾート、食品会社の一和、霊感商法の壺を作った一信石材など15社だが、統一教対策協議会が調べた関連会社は50社以上で総資産は6兆ウォンを超えていた。

大規模開発も行っており、全羅南道の麗水市に1兆ウォンを投資してリゾート開発を行ったほか、佐賀県の唐津から対馬を経て韓国の巨済島に至る日韓海底トンネル構想にも着手した。

不動産資産も多い。文鮮明の居宅はソウル龍山区漢南洞(ハンナムドン)の高級住宅で、同地域ではサムスン会長宅に次ぐ豪邸だ。

また、汝矣島世界本部予定地や子ども芸術団本部、芸術学校、世界日報など、文鮮明が亡くなった時点の不動産資産は5000億ウォンを超えていた。統一教対策協議会の事務総長が「統一教の正確な資産規模は推測できない天文学的な水準」と述べたと韓国ヘラルド経済は伝えている。

文鮮明が亡くなった直後、教団所有と見られる資産が売りに出された。ソウル江南にあるセントラルシティの持ち株だ。セントラルシティはソウルと地方都市を結ぶ高速バスターミナルや新世界百貨店、JWマリオットホテル、ショッピングセンターのGOTO(ゴートゥー)モールなどからなる複合施設で、流動人口は1日70万人。ソウル駅やコエックスの40万人をはるかに上回る商業圏だ。

セントラルシティは1970年代にソウル市がバスターミナルの建設を推進し、2000年に大幅な改修が行われた直後、運営会社が破綻。愛敬グループを経て、2004年、マレーシア系の投資目的会社が取得したが、統一教の迂回投資と噂された。

文鮮明が亡くなった直後、マレーシア系投資会社の持分が売りに出され、新世界グループが1兆2500億ウォンで買い取った。ロッテグループが買収に名乗りを上げたと言われており、新世界グループで売り上げが最も大きい新世界百貨店江南店を守るため買い取ったとみられている。

信者が増えると信者ごと教会を売ってより大きい教会を買う
韓国には統一教のほかにも新型コロナウイルス感染症のクラスターとなった新天地など、カルト教団が少なくない。

教会に詳しい韓国人によると、若い牧師は親戚などからかき集めた資金で小さい教会を買い、説教が人気となって信者が増えると信者ごと教会を売ってより大きい教会を買うという。

そこでも信者を増やしてさらに大きい教会に買い替えていくが、規模が大きくなるほど、教会数が少なくなるうえ、売りに出ることもほとんどない。そこで、新興教団を新設するというのだ。

統一教は韓国の信者から集めた寄付金で日本に進出、政界との関係を築き、日本で霊感商法を行って集めた資金で米国にも進出した。

韓国プロテスタント教会は1979年、統一教はキリスト教団体ではないと宣言し、ローマ法王庁も1985年、全世界の司祭や信者に統一教主催行事への参加を禁止した。統一教は宗教を軸とする小財閥といって良いだろう。
佐々木和義

感想
「統一教対策協議会が調べた関連会社は50社以上で総資産は6兆ウォンを超えていた。」
10兆円以上ありそうです。
約1兆円。
毎年日本から600億円
日本からのお金を吸い上げて、韓国の発展に寄与しているのでしょう。

お金だけでなく、7,000人以上の日本人女性が韓国の貧農等の嫁に。

それを放置している政治は、日本を売っているように思うのですが。

安倍元首相暗殺で引責辞任濃厚 “逮捕状握りつぶし”中村格警察庁長官の命運を握る官邸幹部 ”自分を出世させてくれた恩人を守れなかったお粗末”

2022-07-26 10:08:08 | 旧統一教会
https://news.yahoo.co.jp/articles/0699d945e7fa432f1c76bd80311ec50b41b523da 7/26(火) 6:31 デイリー新潮

「NHK NEWS WEB」は7月12日、「安倍元首相銃撃 警察庁長官『ざんきに堪えない』 進退明言せず」との記事を配信した。

 安倍晋三元首相(享年67)が7月8日に殺害され、警察庁の中村格長官(59)は12日、事件後初となる記者会見に臨んだ。記事から発言を紹介しよう。

《「安倍元総理が銃撃を受けて亡くなるという重大な結果を招いたことについて、警察として警護警備の責任を果たせなかったものと極めて重く受け止めている。警察庁長官としてざんき(編集部註:慚愧)に堪えない」》

 元首相が凶弾に倒れるという重大事件が起きてしまったことに、中村長官は《警察庁長官としての責任は誠に重いと考えている》と述べたが、《私が果たすべき責任》として、

◆警護警備の問題点を早急に洗い出し具体的な対策を検討
◆このような重大な事案が二度と起きることのないよう警護警備の見直し

 を挙げ、自身の出処進退については明言を避けた。担当記者が言う。

「2016年、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏に準強姦罪の容疑がかけられた刑事事件で、当時、警視庁刑事部長だった中村氏は、逮捕状の執行停止を決済しました。被害者であるジャーナリストの伊藤詩織さんが週刊新潮で告発したために明るみに出たのです。週刊新潮の取材に中村氏も執行の停止を認めました」

“脛に傷持つ身”
 元TBSの山口氏は、安倍元首相と特に近いジャーナリストだと言われていた。それが逮捕状の執行が停止された理由ではないかとの指摘もあったが、当時、警視庁刑事部長だった中村長官は、「法と証拠」に基づいて逮捕を見送ったと反論。安倍政権による捜査介入は否定した。

「週刊新潮が伊藤さんの告発を報じたのは2017年5月18日号が最初です。その後、メディア各社の報道もあり、中村氏自身が安倍元首相や菅義偉前首相(73)と“特に近い”ことも浮き彫りになりました。中村氏は2021年に警察庁長官に就任しますが、それまでの間、『果たして中村氏は、警察のトップに相応しい人物なのか?』と広範な議論が行われました」(同・記者)

 安倍元首相が殺害されたことで、この議論が再燃している。何しろ元首相が街頭演説中に白昼堂々と射殺されたのだ。警察にとっては文字通りの大失態。そのトップが中村長官だ。

「まぐまぐニュース(MAG2 NEWS)」は7月19日、「人選ミス。安倍氏銃撃を防げなかった中村格警察庁長官の力量不足」との記事を掲載した。

《辞任はしないだろう》
「記事は精神科医の和田秀樹さん(62)がメルマガとして執筆した原稿を転載したものです。和田さんは灘高校から東大に進みましたが、記事では高校と大学で同級生だった吉田尚正・元警視総監(61)の人物像を紹介することから始まっています」(同・記者)

 吉田元警視総監と言えば、福岡県警本部長時代、指定暴力団・工藤会の壊滅作戦を指揮したことでも知られる。和田氏は吉田元総監を《治安の人》と形容し、そんな人物でも警視庁長官にはなれなかったと振り返る。

 そして“返す刀”で、中村長官を以下のように酷評するのだ。

《安倍氏に気に入られたおかげで警察庁長官になった中村格のキャリアは治安とは程遠い交通畑、あるいは知能犯対象の捜査二課のキャリアだ》

《フランスのフィガロ紙は7月10日、事件に関する記事で「日本の警察は、権力に近いレイプ犯の起訴を止めたことで有名な中村格氏が現在トップを務めている」とまで書いている》

《自分の非を認める会見をしたらしいが、安倍氏への哀悼の気持ちなどさらさらないから辞任はしないだろう》

 和田氏の《辞任はしないだろう》との指摘は、冒頭で紹介したNHKの記事でタイトルにある《進退明言せず》の文言と符合する。

《忠実なしもべ》
 実際、永田町や霞が関では、中村長官の出処進退に関心が高まっているという。その現状をお伝えする前に、改めてどのような人物なのか、週刊新潮の詳報から振り返って起きたい。

 週刊新潮2019年11月28日号の報道を元に、デイリー新潮は「『安倍総理ベッタリ記者』山口敬之逮捕を中止した、次期警察庁長官の忖度捜査」の記事を掲載した。

 その中から、まず中村長官の略歴を紹介しよう。

《福岡県出身の中村氏は、ラ・サール高から東大法を卒(お)えて1986年に警察庁へ入庁。警視庁捜査2課長などを経て、民主党政権が誕生した09年9月、官房長官秘書官に就いた。12年12月、自民党が政権を奪取した際、交代して警察に戻る流れだった。しかし、民主党時代の秘書官で終わりたくなかったようで、就任したばかりの菅義偉官房長官に「続けさせてください」と土下座して“猶予期間を得た”というのは語り草だ》

 次に引用するのは《さる警察庁OB》による人物評だ。

《「それ以降は、国内の実力者と菅さんとの間を繋げたりとか、忠実なしもべとして活躍し、信頼を勝ち得たわけです。昭和61(86)年入庁組は当たり年で長官・総監候補が複数いた。少なくとも中村君が菅さんの秘書官になるまでは、露木(康浩)君が長官レースでは先を走っていた。彼は内閣法制局に出向した経験もある秀才タイプ。でも現在、彼は刑事局長で中村君の後塵を拝している。トラブルを回避する高い危機管理能力を誇る中村君を官邸の番犬・守護神として菅さんは重用し、結果、中村君は出世してきた。今でも菅さんとは1日1度、会うか電話をしている間柄らしいよ」》

“生殺与奪”を握る男
「週刊新潮=デイリー新潮の記事にもある通り、中村氏は当初、警察庁の長官候補とは見なされていませんでした。高槻高校から京都大学法学部に進み、同じ86年に警察庁へ入庁した露木康浩氏(58)がトップランナーだと目されていたのです。今、露木氏は警察庁次長というポジションですが、警護警備に関する『検証・見直しチーム』の責任者に任命され、注目を集めています」(同・記者)

 中村長官や露木次長といった“エリート官僚”の人事を統括しているのが、栗生俊一・内閣官房副長官兼内閣人事局長(63)だ。

 各省庁の幹部人事を握っているのが「内閣人事局」であり、そのトップが栗生官房副長官。まさに官僚の“生殺与奪”を握っていることになる。

 この栗生官房副長官も、東大法学部を卒業後、81年に警察庁へ入庁した。中村・露木の両氏にとっては、5年上の“先輩”というわけだ。

「もともと栗生氏は、中村氏に今年9月か10月には引退してもらい、後任を露木氏に託す人事案を構想していました。ところが『検証・見直しチーム』の報告書は8月にはまとまると見られています」(同・記者)

引責辞任を回避!?
 警備で大失態を犯したのだから、中村長官の退任は“引責辞任”の必要がある。だが、そうは簡単にいかないという。

「当初予定していた秋ではなく、報告書と同じタイミングの8月に退任の時期を前倒しすれば、引責辞任ということになって国民も納得するでしょう。ところが、栗生氏は中村氏を非常に可愛がってきました。この期に及んで、“引責辞任”のイメージが可愛い後輩に付くことを嫌がり、『既定路線のまま9月か10月に退任させたい』と画策しているというのです。栗生氏や中村氏が良識を持っているのなら、8月退任を選択するはずなのですが……」(同・記者)デイリー新潮編集部

感想
犯罪者を捕まえる立場の責任者が、逮捕を中止させる。
こんなことが法治国家で堂々と行われました。
また検察も動きませんでした。
国民が怒りません。
そしてそれを指示したと言われている安倍元首相が国葬です。

中村長官の「慚愧に堪えない」はまさに自分の浅はかさというか、能力不足を少し気付かれたのかもしれません。
自分を長官にしてくれた人ですから、常にSP3人、それも優秀な人を付ける。
県警には10人以上の警備をさせる。
それができたのにしなかったのです。
言われたことだけしかできない人だったのかもしれません。
自分で考えて行動することをしなかったことが今回裏目に出たようにも思います。

「世界一孤独な日本のオジサン」岡本純子著 ”孤独は感染する!”

2022-07-26 04:46:46 | 本の紹介
・マザー・テレサ
孤独と、人に必要とされていないという感覚は、究極の貧困である。

・「身の回りに孤独な男性はいるか?」
1)母が「社会との唯一の窓口」だった父は、その死後、生きる意欲をなくし、体調を崩し、認知症を患い、亡くなった。
2)「仕事が生きがい」だった父は、退職後、「死んだほうがまし」と文句ばかり言っている。
3)退職後、夫が家にこもり切りで本当にいやになる。
4)元役人で、プライドが高い父は、退職後もなかなか近所やコミュニティに人々に溶け込まない。
5)友人のカルチャーセンターの女性講師が寂しい高齢男性のストーカー被害に遭っている。
6)元上場企業の役員だったという男性が、マンションの理事会で、「俺の話を聞け」と老害化している。

・2009年に、シカゴ大学の心理学者、ジョン・カシオッポ教授らが発表した研究だ。
アメリカ・マサチューセッツ州の5,000人以上の住人を対象に調査を実施、孤独な友人を持つ人が孤立感を覚える確率は、孤独ではない友人を持つ場合より52%も高く、友人のそのまた友人の友人にまでそうした「伝染効果」は及んだことを突き止めた。そのうえで、「寂しさがインフルエンザのように人から人へ『感染する』と結論付けた・そもそも、『楽しい』『悲しい』『怖い』『怒り』などといった『感情』は周囲にいる人を同じ気分にさせる『伝染効果』を持っている」

・オバマ大統領の下で連邦政府の公衆衛生局長官を務めていたビベック・マーレ―氏が「ハーバード・ビジネス・レビュー」誌上で、
「孤独は深刻化する伝染病であり、その対処は喫緊の課題」という論文を発表し、話題を集めた。

・孤独による健康への悪影響は実に多岐にわたる。
1)孤独は冠状動脈性の心疾患リスクを29%上げ、心臓発作のリスクを32%上昇させる。
2)孤独な人はそうでない人より、20%速いペースで認知機能が衰える。
3)孤独度が高い人がアルツハイマーになるリスクは、孤独度が低い人の2.1倍。
4)孤独は、体重減少や運動による血圧低下を相殺する負の効果を持つ。
5)孤独な人は、日常生活、例えば、入浴、着替え、階段の上り下りや歩くことなどにも支障をきたしやすくなる。

・家族以外のネットワークや、ボランティアや地域活動への参加などといった社会や地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念をワークソーシャルキャピタル(社会関係資本)」と言い、社会の結束力、人間関係の豊かさを示す指標として近年、注目されている。
ソーシャルキャピタルには三つの指標がある。
1)隣近所や知人、親戚、職場の同僚などとの付き合いや、スポーツや趣味等への参加などの「付き合い・交流(ネットワーク)」
2)そうした人々に対する「期待」や「信頼」
3)地域活動・ボランティア、NPO、市民活動への「参加」
この総合値であるソーシャルキャピタルと健康の間には密接な相関関係があることが数多くの研究で明らかになっている。
2017年版のランキングによると、日本は全世界149カ国中、101位、先進国中では最低で、カンボジア、ルワンダ、イラン、ニカラグア、ザンビア、ガーナなどを下回った。

・『タテ社会の人間関係』中根千枝著
日本社会においては、人のアイデンティティが職業などの「資格」ではなく「場」によって規定されると洞察した。つまり、日本人が外に向かって、自分を社会的に位置づける場合、「エンジニア」や「研究者」というより、「〇〇社の者」というアイデンティティ認識が色濃く、家や職場、といった「場」や「枠」による集団構成力が強いということだ。

・『「甘え」の構造』土居健郎著
「無償の奉仕」に慣れない男性は、知らないうちに、自らの「奉仕」に対し、「働きを認めプライドをくすぐる」という「対価」を求めているところがあるのかもしれない。

・人間は「本能的に接触要求を持つ生物」であり、スキンシップは人間にとって、最も強力なコミュニケーション手段である。
アメリカの調査では、ハグをする人は風邪などにかかりにくくなり、かかったとしても治りやすい、ストレス耐性が増すという結果だった。肌を触れ合うことは、愛情ホルモン「オキシトシン」の生成を促す。スキンシップは人間のコミュニケーションやつながり、そして健康にとって必須のものなのだ。

・アメリカの調査会社ギャラップの調査によると、人は働きを認められ、ほめられると、生産性は向上し、勤労意欲、忠誠心は増し、帰属意識が高まり、会社への定着率が上がる、という。転職が盛んなアメリカにおいては、優秀な社員をつなぎとめておくためにも上司の「ほめ力」は欠かせない。戦略のコンサル会社、マッキンゼーによれば、たとえ報酬を上げなくても、
①上司からの賞賛
②幹部(リーダーシップ層)からの評価
③プロジェクトやタスクフォースの仕事を主導するように任せる
という三つの方法で、コストをかけずに、社員のやる気を刺激できるとしている。
なぜ、「ほめること」は人のやる気を刺激するのか。それは仕事が認められ、賞賛されることによって、脳内に「生きる意欲を生み出す快楽ホルモン」ドーパミンが放出されるからだ。

・ほめられることによって、自分の価値を再認識し、自分が必要とされていると感じることができる。
最も強力な動機付けツールなのに、日本人はその活用を怠っている。
ほめられたいのに、ほめられない。褒めたくても、ほめられない。日本のオジサンの「ほめられない」苦悩の淵はマリアナ海溝よりも深いのだ。

・世界的に見た日本人社員のエンプロイー・エンゲージメントの数値の低さだ。「エンプロイー・エンゲージメント」とは、企業と社員の関係性を示すことで、日本語でぴったりはまる訳語が見つからないのだが、engagementを直訳すると、「従事」「関与」。要するに「社員が企業に対して、どれぐらいの愛着やコミットメント、忠誠心、士気や誇りを感じているか」ということだ。そういった気持ちを持つ社員が多ければ多いほど、企業の競争力は増し、高い利益を生み出すことができる。
ギャラップ社が2011年~2012年にかけて142カ国、20万人以上を対象に行った調査で、日本で「仕事にengageしている」と答えた人の割合は先進国中、最も低く、わずか7%。これは米国(30%)などと比べても格段に低かった。

・アメリカのベストセラー作家ダニエル・ピンクは働き手にエンゲージメントを感じてもらう条件として「自主性」「成長」「目的」の三つを挙げたが、こうした「たらい回し人事(自分で仕事が選べない)」は、この内の二つを真っ向から疎外するものだ。

・大手広告会社の電通において入社1年目の女性社員が過労自殺した問題では、長時間労働ばかり問題視されることが多い。しかし、あの問題の根幹にあるオジサン上司の部下に対する「コミュハラ」も見逃してはいけない。「女子力がない」「残業時間はムダ」「髪ぼさぼさで出勤するな」。彼女のツイッターから垣間見える上司の言葉は、ねぎらいや励ましではなく、典型的な「ダメ出し」コメントばかりだ。

・部下を叱咤し、統率するそうした上司は成果を出しやすいので、幹部の覚えもいい。残業も厭わないし、権力欲も強いので、猪突猛進だ。自分自身が「ダメ出し」で鍛えられてきたから、それが部下へのコミュニケーションのデフォルトだと思っている節もある。ポジよりもネガを拡大視するくせがついてしまうと、なかなかそのマイナス思考から抜け出ることができなくなってしまう。ほめるより、けなす、ケチをつける。こうして「愚痴」や「文句」が口癖の「ダメ出し」「説教」オジサンが量産されていく。

・古代ギリシャの哲学者アリストテレスは説得には3条件があると言った。
1)話し手の信頼性「エートス」
2)話の論理性「ロゴス」
3)相手の感情に訴える力「パトス」

・笑顔には、幸せ醸成効果があるのだという。その驚異的パワーは、欧米の実に多くの実験によって実証されている。
例えばこんな実験だ。
①人の魅力の評価は、笑顔によって大きく影響される。いい笑顔は多少の不細工さをカバーする。
②30年にわたる調査で、学校アルバムの顔写真で笑顔を見せている人ほど、その後、結婚や仕事などで成功を収め、幸せになっていた。
③1950年代のメジャーリーグの選手の顔写真の載った野球カードを調べたところ、笑っていあに選手の平均寿命が72.9歳だったのに対し、笑っている選手は79.9歳だった。
④1回の笑顔は、チョコバー2000本分の脳刺激、1万6000ポンド(約280万円)を受け取った時と同じだけの脳への影響がある。

・自分が孤独かどうかを確かめる簡単なチェックシートがある。
1.私は自分の友人関係、人間関係に満足している。
2.いつでも助けを求められるような関係を十分な数の人と築いている。
3.自分が満足するレベルの人間関係を築けている。
それぞれの質問に対し、
①非常にあてはまる、なら ×0
②あてはまる、なら    ×1
③どちらでもない、なら  ×2
④あてはまらない、なら  ×3
⑤全くあてはまらない、なら×4
をそれぞれ掛け合わせて、足してみよう。総計が0~4であれば、全く問題なし、5~8であれば要注意、9~12であれば、「孤独」である可能性が高い、ということになる。
(イギリスの孤独対策キャンペーン団体「Campaign to End Loneliness」の指標)

・老後に向けて蓄えるべきは「カネとコネとネタ」
1)カネ 充実した老後を送りたいと思えば、これはあるに越したことはない
2)コネ まさに人とのつながりだ。いざと言う時に支え合う、深くて緊密な絆。
3)ネタ 「生きがい」のようなものとで言おうか。特に、社交など人との付き合いがあまり得意ではない男性は、この「ネタ」を共通項に人とのつながりを作っていくこともできるだろう。

・「ネタ」を見つける三つの視座がある
1)「夢中になれるもの」
2)「社会が求めるもの」
3)「得意なもの」

・幸福感の醸成要素として、「自己有用感」と人生の「目的」や「意味」が重要だ、との考え方がある。自分が必要とされている、役に立っているという感覚。そして、何かのため、誰かのために生きるということ。オーストラリアの心理学者、ビクトール・フランクルが自らのユダヤ人収容所での経験についてつづった名著『Man's Search for Meaning』(『夜と霧』)の中で、収容された人々の生死を分けた究極的なカギは、「生きる意味、目的」を持っているかどうかだったと論じている。そのうえで、「幸せは目標とするものではなく、結果でしかない」と洞察した。
自分の幸せだけを追求する人は人とのつながりを犠牲にし、「孤独」になりやすい。自分は何のために生きるのか、その根源的な問いに答えを見つけることは容易ではないが、人との結びつき、関係性の中で、「人のために、社会のために」という利他的な動機を見出せる人の幸福度は高いとも言われている。

・嫌われるオジサンの「八大禁忌症状」といえば、
①むっつりオヤジ ⇒「あいさつ」をする ~まずは「壁」を破ろう
②威張るオヤジ  ⇒「いいね!」 ~ほめ上手になろう
③ダメ出しオヤジ ⇒「いいね!」 ~ほめ上手になろう
④説教オヤジ   ⇒「うん、そうだね」 ~耳を傾けよう
⑤昔話オヤジ   ⇒「うん、そうだね」 ~耳を傾けよう
⑥自慢オヤジ   ⇒「うん、そうだね」 ~耳を傾けよう
⑦キレるオヤジ  ⇒「えがお」
⑧文句オヤジ   ⇒「お礼」を言う ~感謝をする

・オーストリアで、死に近づいた患者の世話を続けてきたブロニー・ウェアさんが、その8年間の経験の中で接した人たちに聞いた「死ぬ瞬間の後悔」を2009年に、ブログにつづったところ、その内容が奥深い、とネット上で大反響を呼んだ。「死にゆく人々の五つの最も大きな後悔」として挙がったのは、
1)他人が自分に期待した人生ではなく、自分が全うしたかった人生を送る勇気を持ちたかった。
2)そんなに一生懸命働くのでなかった。
3)自分の思いをもっと表す勇気があればよかった。
4)友人たちともっとつながりを持っておくべきだった。
5)もっと自分を幸せにしようとするべきだった。
というものだったという。

感想
孤独が心身に大きく影響していることがよくわかりました。
そしてそれが伝染するのは驚きました。

幸せにするための工夫と努力は必要なのでしょう。
嫌われるオジサン、頭に留め、注意したいと思いました。

オキシトシンやドーパミンという幸せにする、楽しくさせるホルモンを出す努力も大きいように思いました。

人が期待する人生ではなく、自分がやりたい人生を選択することなのでしょう。

60歳で早期退職を選択しました(会社の定年は65歳)。
役職と給与が後5年保証されていました。
しかし、38歳で胃がんで胃を2/3切除したので、やりたいことをするを選択しました。
収入はゼロです。
でも何とか暮らしていけると判断し、やりたいこと、それは次の世代の人に自分が30年体験してきたことや得た知識を伝えたいとの思いでした。
新薬を合成したと思って研究職で採用されましたが、配属は製造所の品質管理部で製品試験でした。
本にもありましたが、会社ではやりたい仕事をさせてもらえる保証はありません。
退職して研究職を追及するか、配属された部署で面白味を見出すか。
後者を選択しました。自分の意図とは別の力で学んだことを他社も含めた次の世代の人に伝えたいとの思いが強くなりました。
ロゴセラピーでいう、「人生からの問いに応える」だったのかもしれません。

HPを作って、自分の知識や体験した話を掲載していたら、セミナー会社から講師や執筆の依頼が来ました。間違ったことを言ったらどうしようと不安もありましたが、「その時はその時に考えればよい」と多少人生経験も積んでいたので、ほとんど引き受けました。
また記事を書いてメルマガ掲載をお願いしました。
新しいことを選択するには今持っているものを棄てる勇気が必要なようです。
手放すものが大きければ大きいほど、たくさん新しいものを掴める可能性があります。

指標の孤独度チェックをしたところ、孤独に近い孤独要注意でした。
やりたいことをやっているのが孤独を補っているように思いました。