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<福島原発事故>廃炉・賠償20兆円へ 従来想定の2倍 ”見積もりの甘さ?or意図的な発表?”

2016-11-28 09:21:10 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20161128k0000m040085000c.html 11月27日 福島第1原発事故の費用は大きく膨らむ見通し(毎日新聞)
 東京電力福島第1原発事故の賠償や廃炉などにかかる費用が総額20兆円超に上り、従来の政府想定のほぼ2倍に膨らむと経済産業省が試算していることが27日、分かった。政府は拡大する費用の一部を東電を含めた大手電力と新電力(電力自由化で新規参入した業者)の電気料金に上乗せする方針で、国民負担の増大は必至だ。
 経産省は、東電の経営改革や資金確保策を協議する有識者会議を開催しており、年内にも結論を出す方針。試算は会議の議論のベースになるとみられる。
 政府の従来の想定は、賠償=5.4兆円▽除染=2.5兆円▽汚染土を保管する中間貯蔵施設の整備=1.1兆円▽廃炉=2兆円の計11兆円となっていた。
 新たな試算は、賠償が約8兆円、除染が4兆〜5兆円程度に膨らむ見通し。廃炉も従来の2兆円が数兆円規模で拡大する公算が大きい。中間貯蔵施設の整備費は変わらないが、全体では20兆円を上回る見込みとなった。
 政府の従来想定は2013年末時点に見積もったが、賠償や除染の対象が増加している。廃炉も原発内に溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出し費用などが拡大。経産省は既に現状で年800億円の費用が年数千億円程度に達するとの試算を明らかにしている。
 費用の工面について、政府はこれまで、賠償は国の原子力損害賠償・廃炉等支援機構がいったん立て替え、東電を中心に大手電力が最終的に負担金を支払い▽除染は国が保有する東電株の売却益を充当▽中間貯蔵施設は電源開発促進税を投入▽廃炉は東電が準備−−との枠組みを示してきた。
 政府は、賠償費の増加分について、原子力損害賠償・廃炉等支援機構の立て替え増額を検討。これとは別に、大手電力や新電力が送電会社の送電線を利用する料金への上乗せも検討している。この料金は政府の認可制となっており、最終的に電気料金に転嫁される。
 除染費も東電株の売却益で賄えない可能性が高く、東電などに負担を求める案が検討されている。その場合、最終的に電気料金に転嫁される可能性がある。
 廃炉費は、東電が他社との提携などによる経営効率化で捻出した資金を積み立てる制度の創設を検討する。ただ、東電が経営努力のみで賄いきれるかは不透明で、電気料金の引き上げにつながる可能性もある。【宮川裕章、岡大介】

感想

東京オリンピックの予算も膨らむ一方です。
意図的に金額を小さくして、経済メリットが大きいと国民を信じ込ませて、オリンピック導入を決めて、決まったら実はもっと費用がかかりますと言っているようです。

福島第一原発の廃炉も同じように感じました。
最初から予測を発表すると、原発に対する反論が大きくなるので、少なめに報告して、そして予算化が必要になり仕方なしに発表したようです。
廃炉に技術的目途が立っていない状況では予算化も難しいです。
実際はもっとかかるのではないでしょか?
この廃炉の費用も含めて原発のエネルギー費用を算出しないといけないのが、それを含めずに原発は安いエネルギーだとこれまで政府は発表してきました。
そして、そのツケを国民に負担させようとしています。
国民がそういった施策を実施してきた政府を支援してきたので仕方がないのかもしれませんが。

ゲートもロック板もない駐車場、増加中 不正対策は? ”性善説で仕組みを作る” 

2016-11-28 08:32:42 | 社会
http://digital.asahi.com/articles/ASJCB5293JCBPPTB007.html?rm=353 鈴木洋和 2016年11月27日
ロック板の無い駐車場。お金を支払わずに車に乗ると「お帰りの際は料金をお支払いください」というアナウンスが流れる=堺市北区

 車止めのロック板(フラップ)が無い代わりにナンバーを記録する「フラップレス」方式のコインパーキングが、全国でじわりと増えている。利用者にとっては、乗り越える段差がないため安心して止められると好評だ。管理者にとっても料金を払わずに逃げる不正利用が減り、故障や損傷の心配も少ないという。
 74社が加盟する日本パーキングビジネス協会によると、現在のコインパーキングはロック板方式や、出入り口で駐車券の発行と精算をするゲート式が主流だ。
 一方、ロック板もゲートも無いフラップレス方式は7年ほど前に登場した。開発したのは、駐車場機器製造販売の「アイテック」(東京都文京区)。ロック板方式も製造しているが、故障や整備の手間も少なくない。駐車時にロック板の段差を越えるのが苦手というドライバーの声も寄せられていた。
 フラップレス方式は、駐車スペースごとに、高さ1・3メートルほどの細い筒状のナンバー読み取り装置を設置する。地下にはセンサーを埋め込んであり、車が止まれば課金を始め、読み取り装置に「課金中」の文字が赤く点灯する。精算機で料金を支払うと、読み取り装置の文字が緑色の「精算済」に変わる。
 アイテックは、同社の機器を導入した駐車場データを一括管理し、不正歴のある車のナンバーを記録。同じ車が止めるとスタッフが現場へ行き、貼り紙で支払いを促す。同社大阪支店の大西雄二支店長は「それでも支払わない場合、さらに強い対応を取るが、だいたい払ってくれる」と話す。ロック板方式は、板の前に止めたり板を踏んで駐車したりする不正が0・4~1%だが、フラップレスの不正率は0・3%台という。
 昨年の日本パーキングビジネス協会の調査では、回答した43社が営む駐車場のうち約1%の5105台分がフラップレスだったが、同協会の文山(ふみやま)功・関西支部長が社長を務めるアイパークシステムズ(大阪市)には、顧客からフラップレスへの切り替え要望が増えている。費用を抑えるため、ナンバー読み取り装置でなく全体を見渡すカメラを数台置き、不正を抑止するタイプも紹介している。文山支部長は「フラップレスが今後の主流になっていく」と見込む。(鈴木洋和)

感想
人を信頼する方式のようです。
歯止めとしては、違反した人には次回注意を促すとの方法です。

違反率が従来のフラップ方式より少ないとのことです。
そのうち、よく利用する人は割引などが適用されるかもしないと思いました。
そうするとますます再度利用する人が増えるかもしれません。

性悪説で仕組みを作るか、性善説で仕組みを作るか。
この場合、設備投資やメンテナンス費用も少なく済むようです。